2004年5月のマーケット概況

2004年5月のマーケット概況

海外金相場

月初、390$/oz台をやや下回る辺りでスタートし、一時ドル安や現物需要を背景とした買いにより390$/oz半ばまで上昇しましたが、10日には米国雇用統計が予想を上回る結果となったことや、ドル金利の早期利上げ観測から371$/oz付近まで急落しました。その後、370$/oz後半から380 $/ozを少し上回るレベルを中心としたレンジでの展開が続きましたが、21日にドル安を背景とした買いにより、抵抗線と見られていた383$/oz付近を突破すると、ストップロス(損失限定)の買いにより387$/oz付近まで一気に買い進まれました。それ以降もドル安や原油高を背景に強気を維持し、25日には390$/ozを突破、27日には390$/oz付近まで上昇し、そのまま5月の取引を終了しました。

為替相場

月初109円/$でスタートし、FRB(米国連邦準備理事会)によるドルの早期利上げ観測を背景にドルが買われると、10日には米国雇用統計が予想を上回る結果となったことから、ドル(対円)は一気に113円/$台まで上昇しました。その後もドルの買い意欲は強く、13日には114円/$台まで上昇しました。しかし、月の後半は状況が一転、原油価格高騰から米国景気への不透明感が広がったことや、それに伴う米国利下げ時期の遅延懸念からドルは下落し、その後米国内でのテロ懸念も加わり110円/$付近まで下落すると、31日にはサウジアラビアでのテロが発生すると110円/$を割り込み、109円/$台まで下落して5月の取引を終了しました。

国内金価格

月初6日に1,497円/g(消費税込)でスタートし、月の前半は、1,500円/g(消費税込)を挟んで小幅な展開が続きました。月の後半は、海外金相場の上昇により国内金相場も上昇し、28日には月中最高値の1,529円/g(消費税込)をつけました。月末31日は1,523円/g(消費税込)で5月を終了しました。

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