2004年6月のマーケット概況

2004年6月のマーケット概況

海外金相場

月初、395$/oz台でスタートし、直後テロ事件や原油高・ドル安を背景とした買いから398$/oz半ばまで上昇しましたが、400$/oz突破にはならず、すぐに投機筋の売りが入り値を下げました。その後も上値の重い展開が続き、米国連邦準備理事会(FRB)によるドル金利大幅引き上げの後退観測を背景としたドル買いにより、金相場は月間最安値となる381$/oz台まで下落しました。しかし、その後は状況が一変し、18日に米国の第一四半期の経常赤字が過去最大規模を更新したことを背景としたドルの軟調や、度重なるテロ事件を契機として、2ヶ月ぶりに400$/ozを突破しました。しかしながら 400$/oz台は長く続かず、29日にFRBの政策金利発表を前にしたポジション調整の売りが入り、結局392$/oz台で6月の取引を終りました。

為替相場

月初は109円/$台半ばでスタートし、月の半ばまでは方向感に欠け、108~110円/$の狭いレンジでの取引が続きました。その後、24日に本邦経済指標の好結果を受けて円高圧力が強まると、翌25日にはテロ事件や米国経済指標の悪化を受けてドル売り円買いが加速し、一時107円/$を上回る水準までドルが下落しました。それ以降はイラク暫定政権の主権移譲等の重要イベントを前にしたポジション調整からドルを買い戻す動きが出て、108円/$半ばを少し上回る水準で6月の取引を終了しました。

国内金価格

月初、1,512円/g(消費税込)でスタートし、上旬は小幅な値動きで推移しましたが、10日に前日比20円/g安の1,480円/g(消費税込)をつけたことで、個人投資家の買いが膨らみました。その後は再び小幅な値動きが続き、月末は1,489円/g(消費税込)で6月を終っています。

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