2004年9月のマーケット概況

2004年9月のマーケット概況

海外金相場

月初はロシアのテロ事件や中東情勢の悪化により、地政学的リスクが高まった相場で407$/oz台でスタートしました。その後、テロが懸念された米国共和党大会が無事に終わり、米国雇用統計が予想を上回ったことにより、ドルが上昇し、金は値を下げ、7日には400$/ozを下回りました。21日には、米国連邦公開市場委員会により利下げが行われたものの、インフレ懸念は和らいだとの認識が示されたため、利上げのペースは鈍化するとの見方が広がり、ドルが売られ金は409$/ozに上昇しました。下旬はハリケーンの影響等により、原油価格が過去最高値となる、1バレル50$を超え、資金の逃避先として金が買われました。インド向け実需と中東筋からの投資需要も高まり、30日には、最高値で約五ヶ月ぶりの414$/ozをつけて、取引を終了しました。

為替相場

9月は月初から中旬にかけては109円/$台から110円/$台半ばの狭いレンジで推移し、下旬にかけてドルが上昇する展開となりました。月初は109円 /$台前半でスタートし、中旬までは米国連邦公開市場委員会の政策金利発表を控えて、110円/$台前半で推移しました。その後、原油価格高騰により円が売られましたが、30日には期末による輸出企業の円買いにより若干戻し、110円/$台前半で取引を終了しました。

国内金価格

月初1568円/g(消費税込)でスタートし、8日には月間最安値となる1524円/g(消費税込)を付けたものの、中旬から下旬にかけては、海外金相場の上昇により徐々に値を上げ、原油高騰の影響もあり、29日には今年最高値となる、1600円/g(消費税込)をつけました。30日には、為替の影響により1596円/g(消費税込)にて取引を終了しました。

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