2004年10月のマーケット概況

2004年10月のマーケット概況

海外金相場

月初は、原油高騰の影響を受け、9月最高値を上回る418$/ozでスタートしました。11日には、421$/ozまで上昇しましたが、12~13日にかけては、欧州経済指標の悪化や、中国人民元の切り上げ観測の報道による景気減速懸念により、411$/ozまで下落し、月間最安値となりました。その後は、投機筋の売りにより下げる局面もありましたが、原油高によるインフレ懸念や米国経済指標の悪化により、金が買われる展開となり、25日には、月間最高値となる429$/ozをつけました。 月末にかけては、原油相場の下落により金も売られましたが、米国の経済・貿易両収支の悪化による先行き不透明感が根強いことから、ドルの買い戻しは限定され、最終日には、原油価格の反発により金は買い戻され、425$/oz台後半で取引を終了しました。

為替相場

月初は、110.13円/$でスタートしましたが、「原油高は日本経済に悪影響を及ぼす」との観測から円が売られ、6~8日にかけては、111円/$台前半となりました。その後、8日に発表された米国雇用統計が予想以上に悪化し、ドル(対円)は、一日の値動きとしては、過去一年で最大の下落をし、翌週には 109円/$台後半となりました。さらに、中旬に発表された各種経済指標が予想を大きく下回り、ドル安基調が強まりました。下旬にかけては、翌月の米国大統領選挙を控えた不透明感も、ドルが売られる材料となり、円高ドル安が進み、最終日には、106.18円/$と、月初より約4円の円高ドル安で、取引を終了しました。

国内金価格

月初は、1,601円/g(消費税込)でスタートし、上旬は1,600円/g台前半で推移しました。中旬には、1,600円/gを割り込み、その後は、為替の円高により、じりじりと値を下げ、下旬の29日には、月間最安値となる、1,571円/g(消費税込)まで下げました。月末30日には、やや値を戻し、1,583円/g(消費税込)で、取引を終えております。

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