2005年3月のマーケット概況

2005年3月のマーケット概況

海外金相場

月初、435$/oz付近でスタートしましたが、1日発表のユーロ圏の経済指標が全体的に冴えない結果となったこと等により、暫くは430$/ozを割り込む展開となりました。しかしながら、11日に発表された米国貿易統計において、米国の貿易赤字が市場の予想を大幅に上回る結果となったことから、月間最高値となる447$/oz付近まで上昇しました。その後は状況が一転し、1月の好調な対米証券投資や、市場で米欧の金利差の拡大が再び意識されたことにより、ドルが対主要通貨で全面高となり、金は売られるレンジを切り下げ続け、28日には月間最安値となる423$/oz付近まで下げました。その後は、 424~428$/ozという狭いレンジでの取引が続き、428$/oz付近で取引を終えました。

為替相場

月初、104円/$台からスタートし、月の前半は暫く104円/$台中心の取引が続きました。月の後半は、ほぼ一本調子で円安ドル高のトレンドを形成しました。17日頃からドルの買い戻しが優勢となると、22日開催の米国連邦公開市場委員会(FOMC)における、市場の予想通りの政策金利引上げの実施に加え、同声明文において「インフレ圧力が高まっている」との内容を受け、市場ではドル利上げペースの加速観測から円安ドル高が加速される展開となりました。29日には、約5ヶ月ぶりとなる107円/$台に突入し、そのまま107円/$台半ばで、取引を終えました。

国内金価格

月初、1,585円/g(消費税込)でスタートした国内相場は、月中にかけてじりじり値を上げ続け、12日には月間最高値となる1,614円/g(消費税込)をつけました。その後しばらく1,600円台が続いた後、海外金相場の下落により値を下げ始め、23日には月間最安値となる1,570円/g(消費税込)まで値を下げましたが、それからは再び値を上げ始め、月末31日は1,592円/g(消費税込)まで値を戻して取引を終えました。

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