2005年6月のマーケット概況

2005年6月のマーケット概況

海外金相場

今月は、非常に強い動きとなりました。欧州憲法批准をめぐり、フランス、オランダと相次いでこれが国民投票で否決されたことから、欧州経済の先行き不安が広がり、金は、資金の逃避先として買われましたが、その後、原油を中心とした商品市場に投機筋の資金が流入し金相場も連日上昇しました。従来、金相場は、ドルと逆相関で推移していましたが、今月は、ドルが対主要通貨で強含んだにも関わらず、逆に上昇したことが特徴です。なお、相場は、月初416$/ozでスタートし、ほぼ一本調子で上昇し、25日には、約3ヶ月ぶりとなる443$/ozの月間最高値をつけました。月末にかけて、ファンド筋からの利食い売りに押されるも、435$/ozの高いレベルで、月の取引を終えました。

為替相場

月初、108円/$台でスタートし、3日発表の米国雇用統計が、大幅に悪化したことを受けて、8日に106円/$台半ばの月間最安値をつけました。しかし、その後、グリーンスパン米国FRB議長の「慎重な利上げ継続は可能」と発言したこと等を受けて、再びドルが反発し、109円/$台半ばまで急上昇した後は、市場で米国金利引上げ懸念からドル買いが続き、29日には、8ヶ月半ぶりとなる、110円/$台まで上昇しました。その後もドル円は、堅調に推移し、110円/$台のまま、月の取引を終えました。

国内金価格

月初、1573円/g(消費税込)でスタートした国内相場は、上旬は、小幅な上昇にとどまっておりました。中旬になって、海外相場の上昇に加えてドル円相場で、円安が進んだことにより国内相場は、一気に1,600円/g台にのせ、その後、さらに上昇し、1,600円/g台半ばの相場で推移し、月末30日には、1,666円/g(消費税込)まで上昇して、月の取引を終えました。

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