2005年11月のマーケット概況

2005年11月のマーケット概況

海外金相場

月初、465$/ozでスタートし、欧州中央銀行の利上げ見送りを受けたドル高や原油相場の軟調を受け、4日に月間最安値となる455$/ozをつけ、しばらく軟調に推移しました。しかしその後、状況は一変しました。ロシア、南アフリカ、アルゼンチン等の国が、金保有を増やす考えがあると示したことや、南アフリカで開かれた国際会議で、今後の金価格に対する強気な見方をする向きが強かったことで、金の先高感が広がり、これを受けてファンド筋の旺盛な金買いが続きました。また、軟調な原油相場の資金が、金市場に流入したことも、追い風となりました。その後も強い地合を保ちながら、29日のアジア市場で、約 18年ぶりとなる500$/ozの大台を突破しました。月末最終日には利食い売りが入り、490$/oz前半まで値を下げて、月の取引を終えました。

為替相場

今月は、ここ最近の円安ドル高を引き継ぐ流れとなりました。月初、116円/$半ばでスタートし、日米金利差を背景としたドル買いや、国内個人投資家による外債投資需要、また日本国内での量的緩和解除後も利上げに繋がらないとの見方等からドル買いに拍車が掛かりました。月末28日には、月間最高値となる 120円/$直前まで値を上げました。

国内金価格

月初、1,872円/g(消費税込み)でスタートした国内相場は、ほぼ一直線に上昇を続けました。中旬の12日に1,905円/g(消費税込み)と 1,900円台にのせた後、22日には2,012円/g(消費税込み)と一気に2,000円台にのせました。その後、28日には2,043円/g(消費税込み)と月間最高値をつけ、月末にはやや値を下げ30日は2,024円/g(消費税込み)で取引を終えました。

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