2006年3月のマーケット概況

2006年3月のマーケット概況

海外金相場

月初、565$/oz近辺からスタートし、欧州中央銀行(ECB)総裁のインフレ警戒発言や銀相場の上昇などを支援材料に2日には570$/ozを突破しました。しかし、金利先高感を背景としたドル高や、武装勢力の攻撃により原油生産が減少していたナイジェリアが生産再開に向けて動き出したことから、10 日には530$/oz付近まで下落する場面も見られました。中旬にかけては米国経済統計を睨みながらドルを意識した神経質な動きとなり、550~560$ /ozのレンジ内取引に終始しました。下旬以降は、銀上場投資信託(ETF)の米国証券取引所での上場の可能性が高まり銀相場が急騰したことなどを材料に、金も右肩上がりの展開となり27日には570$/ozに迫り、ほぼ3月初めの水準に戻しました。28日には米連邦公開市場委員会(FOMC)で 0.25%の利上げが決定されたことからやや弱含んだものの、月末は銀ETF上場を支援材料に590$/ozまで値を伸ばしました。

為替相場

月初、116円/$付近からスタートし、中旬にかけては一貫して円安基調となりました。9日に量的緩和解除が伝わると、材料出尽くし感から118円/$台を付け10日に発表された米国雇用統計が、事前予想を上回ったことなどから119円/$台を付ける場面も見られました。中旬以降、米国経済指標の先行き不透明感から、一転して円高が進行し17日には115円/$台まで円高が進行しました。下旬にかけては、ドルの上値が重くなる一方で、本邦輸出企業によるドル買いが進行したことから117円/$を挟んで揉み合いの展開となりました。月末付近は本邦輸出企業による決算期を控えた円買い需要から116円台半ばまで下落しましたが、米国経済指標が好調な数値を示したことから117円/$台後半の水準で月の取引を終えました。

国内金価格

月初、2,220円/g(税込み)でスタートし9日に2,200円台を一時的に割れ込む2,188円/g(税込み)の月間最安値をつけましたが、すぐに 2,200円台を回復し月末近くまで2,200円台前半で推移しました。30日に2,300円台にのせると、翌31日には月間最高値となる2,350円 /g(税込み)まで値を伸ばして、月の取引を終えました。

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