2006年4月のマーケット概況

2006年4月のマーケット概況

海外金相場

月初、585$/oz近辺からスタートし、投機筋の売りが優勢となり580~590$/ozのレンジで揉み合いましたが、7日には原油価格の急伸に不安定なドル相場や非鉄相場の上昇等が相俟って金も600$/ozの大台を突破しました。その後は600$/oz付近の攻防が暫く続いたものの、17日には原油価格が1バレル=70ドルを突破したことに加えて米国金利先高感の後退懸念なども支援材料となり、20日には640$/ozまで押し上げられました。この頃から金の上値抵抗が650$/oz付近に設定され、テクニカル的に重い展開が続いたものの、月末にかけては対ユーロでドルが弱含んだことから28日には 25年半ぶりに650$/ozの大台を突破しました。

為替相場

月初、118円/$付近からのスタートとなり、日銀短観で予想より弱い数字が出たことから円売りが加速しました。中旬は、新規材料難のなか売り買い交錯し揉み合いの展開となりました。下旬は円高進行となりました。18日に行われたFOMCで、米国利上げ終了が近づいているとの認識が示されたことが、ドルの圧迫材料となり、またG7において人民元問題で、中国に対して圧力がかかるとの見通しから急速に円高が進み、21日には116円台半ばまで下落しました。最終週は、前週のG7で、世界的な不均衡がクローズアップされた格好となり、貿易黒字国の通貨が買われるという観測が強まったことから円に投機資金が流入し、さらに米国FRB議長が、利上げ休止を示唆したことにより、一気に113円台まで下落して月を越しました。

国内金価格

月初、2,345円/g(消費税込み)でスタートし月中は右肩上がりに上昇を続け、20日には月中最高値となる2,539円/g(消費税込み)をつけました。その後、やや値を下げ、月末28日には2,475円/g(消費税込み)で月の取引を終えました。

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