2006年5月のマーケット概況

2006年5月のマーケット概況

海外金相場

月初はドルが対ユーロで弱含んだことや、イランの核開発懸念などを材料に買い上げられ、1980年11月以来25年半ぶりの高値水準となる658$/oz をつけました。その後も米国雇用統計が事前予想を下回ったことや、イランがブッシュ大統領宛に送った書簡が具体性を欠いたことなどを支援材料に、10日には700$/ozの大台を突破するなど、ほぼ一本調子で上昇しました。しかしながら、700$/oz超えの水準では高値警戒感や利益確定による売り圧力が強く16日には670$/ozまで急落し、その後も非鉄相場や原油相場の急落を眺めた追随売りにより24日には目先の安値抵抗線とされる630$/oz付近まで下落しました。月末には非鉄相場や原油相場が上昇したことや、26日にワシントンD.Cで発生した発砲事件などを背景に買い戻され、650$/oz の水準を回復して今月の取引を終えました。

為替相場

先月下旬からの投機筋のドル売りや本邦輸出企業のドル売りの流れを受けて2005年9月以来となる110円/$台を示現しました。その後、材料不足のなか 110円/$付近でのもみ合いとなりましたが、米利上げ打ち止め観測が後退したことからドルは買い戻され、月末にかけては111~113円/$のレンジでの動きとなり、111円/$台半ばで今月の取引を終えました。

国内金価格

月初、2,533円/g(消費税込み)でスタートし、12日には月間最高値となる2,690円/g(消費税込み)をつけましたが、その後は利益確定の売りにより相場は急落を続け、25日には月間最安値となる2,473円/g(消費税込み)をつけるなど変動の激しい展開となりました。月末は若干値を戻し 2,491円/g(消費税込み)で取引を終えました。

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