2006年10月のマーケット概況

2006年10月のマーケット概況

海外金相場

月初、600$/oz台前半からスタートしましたが、原油相場の急落を契機に投機筋の手仕舞い売りが先行し、560$/oz台後半まで値を下げました。その後、北朝鮮の核実験実施の報を受けて、逃避先として金が買われ、中旬以降も、原油相場の上昇やドル安を受けて値を戻し、一時は600$/ozを超える場面も見られました。その後は、節目の600$/ozを維持できるかどうかに再び注目が集まりました。下旬に入り、原油が年初来安値をつけたこともあり、金も大幅に値を下げる場面も見られましたが、月末FOMCで金利据え置きが決定されたことから600$/ozを超え、606.80$/ozで、月の取引を終えました。

為替相場

月初、118円/$付近からスタートし、9日には、北朝鮮による核実験実施の報を受け、ドル買い優勢の展開となりました。さらに米FOMCで米経済のインフレ懸念が強調されたため、米利下げ観測が大幅に後退し、11日には、一時119.84円/$の年初来高値をつけました。その後は、ロシア中銀による外貨準備高に占める円比率引き上げ、及び、米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が2ヶ月連続でマイナスとなったことにより、118円/$台前半まで下落しました。月末は、特段の材料がない中、金利差に注目したドル買戻しが入り、一時119.66円/$まで上昇しましたが、FOMCでの市場予想通りの金利据え置き決定、海外市場での米GDPの予想以上の低下によりドル売りが加速して、117円/$台半ばで、月の取引を終えました。

国内金価格

月初、2,427円/gでスタートした国内相場は、5日には、月間最安値となる、2,295円/gまで値を下げました。その後、16日には、再び2,400円台を回復し、月末まで小動きの相場が続き、月末31日には、2,429円/gで月の取引を終えました。

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