2007年7月のマーケット概況

2007年7月のマーケット概況

海外金相場

月初、650ドル付近からスタートした金相場は、英国で爆弾テロ未遂事件が発生したことから、660ドルにタッチする場面も見られましたが、4日の米国独立記念日を前にすると、ポジション調整の売りから650ドルまで下落するなど、新規材料にかける展開が続きました。中旬は、米国のサブプライム住宅ローンの信用力低下によりドル売り圧力がかかり、投機資金の一部が金に流れ込んだことから、660ドル付近での下値支持を割り込むことはなく、地合の強さを示しました。下旬に入ってもサブプライムローンの焦げ付き問題からドル売り圧力が強く、20日に680ドルを突破する場面もありましたが、月末に近づくと、オプション納会日を控えた手仕舞い売りに値を沈め、25日から27日にかけては、660ドル台前半まで、一気に20ドル以上下げ、そのまま月の取引を終えました。

為替相場

月初は、材料難の中、米国の長期金利低下や住宅関連指標悪化を背景にドルの上値が重い展開でしたが、6日に発表された米国雇用統計が、事前の市場予想を上回ったことからドルは、騰勢を強め、123円台半ばまで強含む展開となりました。中旬以降は、予てより懸念されたサブプライム住宅ローンの焦げ付き問題が注目されるなか、格付け機関が、サブプライムローン担保証券の格下げを行う可能性があると発表したことから急速にドル安が進行しました。下旬に入り、26 日にはサブプライム問題がさらに表面化。米国株価は軒並み急落、逆に債権に投機資金が集まり、長期金利が低下したことから、ドルは、一時118円台まで下落する場面も見られました。月末にかけてもサブプライムローン問題が材料視され、ドルは軟調な展開に終始し、結局118円台半ばで、今月の取引を終えました。

国内金価格

月初2,732円/g(消費税込)でスタートし、2700円台半ばで推移した国内相場は21日には、月間最高値の2,828円/g(消費税込)をつけました。その後、月末にかけて弱含みに推移し、30日には、月間最安値の2,682円/g(消費税込)まで下げました。翌31日には、若干値を戻し、 2,712円/g(消費税込)で取引を終えました。

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