2007年8月のマーケット概況

2007年8月のマーケット概況

海外金相場

今月は、サブプライムローン問題の影響が拡大して金融不安へと発展し、大幅な価格下落にさらされた月となりました。月初、675ドル付近からスタート。8 日には、686ドルまで上げましたが、翌9日にフランス大手金融機関がファンド凍結を発表し、大量の売りが出て急反落。その後、中旬は下落基調が続き、 16日には世界同時株安が発生したことによる損失補填のための大量売りが出て、658ドルまで値を下げました。17日、FRBの公定歩合引き下げにより買い安心感が広がりましたが、様子見の状況が続きました。月末には、FRB議長と米国大統領によるサブプライムローン利用者への救済策発表等が支援材料となり、682ドルと大幅反発で、月の取引を終えました。

為替相場

サブプライムローン問題に端を発した金融不安により住宅金融大手企業の資金繰りが悪化し、米国株式市場が下落。円キャリー取引の巻き戻しから1日に117 円60銭まで下落しました。中旬には、サブプライムローン問題を背景とした信用収縮不安に対応した各国中央銀行の大規模資金供給実施により、一時落ち着きを見せ、118円台を挟んで推移しました。その後、世界同時株安のリスク回避の動きに伴う円キャリー取引の巻き戻し圧力が再び高まり、年初来安値の115 円16銭を下回ると一気に円高が進み、17日には、一時111円60銭まで下落しました。下旬は、FRBの緊急公定歩合引き下げを受けた株価上昇からドル高基調で推移し、一時117円15銭まで上昇しましたが、ドル円相場の上値は限定的で、115円台後半で月の取引を終えました。

国内金価格

月初、2,692円/g(消費税込)でスタートとし、9日には、2,746円/g(消費税込)の月間最高値をつけました。その後は小幅な展開でしたが、中旬に入り、17日に海外相場の下落、円高を受け、前日比159円/g安の2,497円/g(消費税込)の月間最安値をつけ、翌日には、2,580円/g (消費税込)まで一気に値を戻すなど、荒っぽい動きとなりました。下旬に入り、2,600円台半ばで推移。31日には、2,632円/g(消費税込)で月の取引を終えました。

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