2007年9月のマーケット概況

2007年9月のマーケット概況

海外金相場

今月の海外相場は、歴史的な急騰を見せました。月初は、4月23日以来約4ヶ月半ぶりの高値690ドル付近からスタートし、6日には、米国雇用統計予想の下方修正、イスラエル空軍によるシリア攻撃の誤報、インド等の旺盛な現物需要を眺めて急騰し、約1年4ヶ月ぶりに700ドル台まで上昇しました。中旬に入ると、利食い売りから一時値を下げたものの、18日に、FOMCがFF金利誘導目標を0.5%下げると急騰し、1980年1月以来約28年ぶりの高値である735.50ドルまで上昇しました。豪州最大鉱山のニュークレスト社が、過去のヘッジ売りポジションを買い戻したと発表したことも、支援材料となりました。月末は、対ユーロでドル安が進行したことで、分散投資先として金の買いが膨らみ更に上伸、750ドル台で引けました。

為替相場

今月のドル円相場は、安値基調で推移しました。月初、休場明けのドル円相場は、米国株式が上昇したことなどが好感され、116.45円/$まで上昇しました。しかし、7日の米国雇用統計が予想を大幅に下回ったことでドル売りが加速し、10日には、112.60円/$まで下落しました。中旬にかけて、米国株式市場が堅調に推移するとドル買い優勢となり、115円/$台を回復。18日にFOMCがFF金利誘導目標を0.5%引き下げると、米国株式市場急騰につられ、116.39円/$まで上昇しました。下旬に入ると、米国住宅販売が、約5年ぶりの低水準となったことで、FOMCによる利下げ観測が高まり、ドルは114.03円/$まで下落しました。しかし、月末にかけては、利下げ期待やGMの労使交渉の暫定合意を眺めて米国株式市場が急伸し、それを受けてドルも若干値を戻し、115円/$台後半で取引を終えました。

国内金価格

月初、2,660円/g(消費税込)でスタートし、月末にかけて、一本調子で値をあげ、28日には、月間最高値となる2,886円/g(消費税込)をつけ、月の取引を終えました。

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