2007年10月のマーケット概況

2007年10月のマーケット概況

海外金相場

今月の海外相場は、原油相場急騰や、トルコ情勢の変化などを背景にインフレヘッジの買いなどから右肩上がりの強気な相場展開となりました。月初、1日には、750ドルの心理的節目を突破し、1981年1月以来、約27年9ヶ月ぶりの高値水準となりました。その後は、調整売りから、730ドル付近まで売り込まれる場面が見られたものの、中旬から下旬にかけては、原油相場の反落局面に追随して一旦大きく下げる局面もありましたが、ここで目先の下値が750ドルで底堅いことが確認されると、月末にかけては買い一辺倒となり、31日には、795ドルまで上昇して月の取引を終えました。

為替相場

月初は、ドル高基調となりました。米国株式が高値圏で推移したことが好感され、約2週間ぶりに116円の水準を回復しました。また、注目が集まった9月の米国雇用統計は、ほぼ市場の事前予想通りとなり、米国経済に対する過度の不安が薄らいだことから一時は、117円台まで強含む場面も見られました。中旬は、米国株式市場が好調さを維持したものの、日本輸出企業によるドル売りなどが頭を抑え、方向感のない展開が続き117円台でのもみ合いとなりました。下旬に入ると、ダウをはじめ、株式市場が大きく下げたことや、G7で、米国の住宅部門の弱さが成長を減速させるとの記述があったことが嫌気され、一時113円台前半まで下落しましたが、第3四半期米国GDPが、市場予想を上回ったことが確認されると、115円台まで買い戻されて、月の取引を終えました。

国内金価格

月初、2,909円/g(消費税込)でスタートし、徐々に値をあげ、15日には、3,003円/g(消費税込)と、3,000円台にのせました。その後は、再び3,000円を割り込む局面もありましたが、海外相場上昇にともない、29日には、月間最高値の3,073円/g(消費税込)まで上昇。月末31日には、若干値を下げたものの、3,040円/g(消費税込)で、月の取引を終えました。

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