2007年11月のマーケット概況

2007年11月のマーケット概況

海外金相場

今月は、値動きの大きい展開となりました。月初1日は、794ドル付近からスタートしましたが、原油相場の上昇によるインフレ懸念の高まりや、対ユーロのドル軟調を材料に、金に買いが集まり、8日には、COMEX12月限が837.50ドルで引け、終値としては、1980年1月21日につけた史上最高値834.00ドルを約28年ぶりに更新しました。しかし、9日以降中旬にかけては、原油相場の下落を背景に利食い売りが優勢となり、19日には、778.00ドルまで値を下げました。下旬に入りドル安と原油高から再び反発し、820ドルを超える場面もありましたが、原油が大きく値を下げ始めると金もつられて売られ、月末30日にかけて再度値を下げ、780ドル台で月の取引を終えました。

為替相場

今月は、サブプライムローン問題を材料に乱高下の激しい相場展開となりました。月初、米国第3四半期GDPが市場予想を上回ったことから、115円半ばでスタートしましたが、その後サブプライム関連材料で再び米国景気先行き懸念が台頭し、8日には、112円台後半に下落しました。中旬のドル円は軟調に推移、一日2~3円のレンジを持ちながら、一時109円台前半まで下落して、年初来安値を更新しました。米国景気減速懸念に伴う世界的な株価下落を背景にドル安の流れが止まらず、23日のアジア時間には、一時、107.55円まで下落しました。しかし、26日の週に入ると、アブダビ投資庁による米シティへの出資や、FRB副議長による追加利下げの示唆を材料に米国株式市場が反発し、30日の海外時間で110円台を回復して、月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,133円/g(消費税込)でスタートした国内相場は、海外相場の上昇に伴い、9日に、月間最高値の3,216円/g(消費税込)をつけました。中旬になって、しばらくは3,000円台をキープしていましたが、16日以降海外相場の下落、円高を受け3,000円台を割り込み、下旬に入り20日に、月間最安値となる2,914円/g(消費税込)をつけました。その後、再び3,000円台を回復しましたが、30日には、若干値を下げ、2,975円/g(消費税込)で、月の取引を終えました。

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