2007年12月のマーケット概況

2007年12月のマーケット概況

海外金相場

月初3日は、ドル下落を眺めた反発からスタートし、翌4日には、ドル安を好感したファンド筋の買いから、前日比+12.90ドルの807.60ドルまで大幅続伸しました。翌週10日には、ドル安を材料に813.50ドルまで値を伸ばしました。その後、13日に発表された米国小売売上高や米国卸売物価指数が予想外の強い内容となると、米国景気減速懸念が後退してドルが強含み、804.00ドルまで大幅下落しました。17日以降は、クリスマス休暇を控えて不安定な相場展開が続き、週末28日には、年末を前に投機筋からの資金が流入し、842.70ドルまで上伸し、約2ヶ月ぶりに終値ベースの史上最高値を更新しました。尚、31日は利益確定売りに反落し、838ドルで月の取引を終えております。

為替相場

月初のドル円は、110円台で始まり、一時下げたものの、米国政府がサブプライムローンの借り手救済策を発表して米国株式市場が反発すると、ドルに買い戻しが入りました。その後、11日のFOMCの利下げ幅が、0.25%にとどまると、0.5%の利下げを期待していた米国株式市場で失望感からドルが大幅に売られ、一時、110円48銭まで下落しましたが、欧米中央銀行の強調で流動性供給策が発表されると、ドルは買い戻され、更に14日に発表された米国消費者物価指数が高い伸びを記録すると、ドル円は、一時5週間ぶりの高値となる113.59円まで上昇しました。さらに21日に米国個人消費の底堅さを示す景気指標が発表され、米国証券大手のメリルリンチ社がシンガポールの政府系ファンドから出資を受けることが報道されると、114円台までドルが買われました。その後、25日以降月末にかけて、大幅下落しました。年末に発表された11月米国新築住宅販売件数が、12年ぶりの低水準となると、米国景気の先行き懸念が強まりドル売りが優勢となり、111円台で月の取引を終えております。

国内金価格

月初、2,974円/g(消費税込)でスタートした国内相場は、5日には、3,008円/g(消費税込)と、3,000円台に乗せました。さらに、22日には、3,150円/g(消費税込)と値を伸ばし、月末29日には、月間最高値となる3,218円/g(消費税込)をつけ、月の取引を終えました。

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