2008年2月のマーケット概況

2008年2月のマーケット概況

海外金相場

月初、ドル高を嫌気した売りから反落し、COMEX4月限は、913.50ドルでスタートしました。その後は利食い売りから続落し、5日には10営業日ぶりに900ドル台を割り込みましたが、割安感から下げ渋り、6日には、905.00ドルまで反発しました。12日の週は、最大消費国であるインドで宝飾需要の落ち込みを示す業界報告が発表されると売り優勢となり、COMEX4月限は、911.10ドルまで反落し、その後は、小動きの展開が続きました。19日になると、原油相場の急騰を背景にインフレ懸念が高まり金は急伸しました。この日のCOMEX4月限は、1月末以来2週間ぶりに終値ベースの最高値となる929.80ドルで終了し、その後3日連続で過去最高値を更新する展開となりました。25日には、米国財務次官が講演でIMFの金売却を米国議会の一部が支持することを確信していると表明すると利益確定売りが膨らみましたが、その後は、米国の景気後退懸念を背景に投機資金が流入し、月末29日のCOMEX4月限は、975.00ドルと終値ベースの最高値を更新して、月の取引を終了しました。

為替相場

4日の週は、欧州系金融機関の追加損失報道を受けてユーロ売りドル買いが優勢となり、ドルは円に対して、107円台後半まで上昇しました。その後、ウォーレン・パフェット氏による金融保証会社の救済策発表や、米国小売売上高が予想を上回ったことで、14日には、約3週間ぶりに108円台後半まで上昇しました。しかし、その後米国FRB議長が、米国の景気に対する弱気発言をしたことで、107円台後半まで下落して週を越しました。18日の週は、原油価格の史上最高値更新を背景にインフレ懸念から米国株式が下落し、107円台前半まで下落。その後は、もみ合う展開となりました。25日の週は、経済指標が悪化を示したことでドル売りが進み、29日の海外時間で、約3年ぶりに103円台後半まで下落して月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,348円/g(消費税込み)でスタートし、6日には、月間最安値の3,216円/g(消費税込み)まで下落しましたが、その後反転し20日に3,400円台に乗せました。28日には、月間最高値となる3,468円/g(消費税込み)をつけ、翌29日には、若干値を下げ、3,459円/g(消費税込み)で、月の取引を終えました。

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