2008年3月のマーケット概況

2008年3月のマーケット概況

海外金相場

月初、5日には原油高やインフレ懸念の高まりから988.50ドルと、終値ベースの史上最高値を更新しましたが、その後は、1,000ドルの大台を目前に利益確定売りが優勢となり、7日には、977.10ドルと反落して週を越しました。翌週は、原油相場の下落を眺めて値を沈めましたが、原油が急騰した11日に4営業日ぶりに反発すると上昇局面に入り、13日には取引時間中に一時、1,001.00ドルを記録し、史上初めて1,000ドルの大台に乗りました。17日は、ドルの下落を眺めたファンド筋からの買いから上伸し、COMEX4月限は、1,002.60ドルと、期近物の終値ベースとして、初めて1,000ドル台に乗せました。しかし、翌18日のFOMCで0.75%の利下げが発表されると同日時間外で利益確定とみられる売りから19日は、945.30ドルと急落しました。24日の週は、前週の急落を背景に実需筋から安値拾いの買いが入りましたが、原油相場の下落とドル高により相殺され、24日のCOMEX4月限は、中心限月終値ベースでは、2月15日以来の低水準となる918.70ドルをつけました。その後発表された経済指標で、米国景気悪化が示されると金に資金が流入し、26日のCOMEX4月限は、949.20ドルまで反発しましたが、28日以降は、期末を控えた手仕舞売りが優勢となり、月末31日のCOMEX6月限は、921.50ドルと下落して、月の取引を終えました。

為替相場

月初、103円/$台前半からスタートしましたが、米国雇用統計が大幅に悪化するとドル売りが優勢となり、一時、101円/$台前半まで下落しました。翌週は、FRBその他5カ国の中央銀行による流動性供給を受けて103円/$台を回復しましたが、13日に米国大手投資会社の子会社が資金繰り難に陥ったことで信用懸念が高まるとドルは急落し、100円を下回りました。17日の週は、安値水準で推移しました。米国大手証券会社の救済合併のニュースで世界的信用危機の拡大懸念が高まって米国公定歩合が緊急利下げされると、ドル売りが加速し、一時95円台後半まで急落しました。しかし、週半ばには、米国大手証券会社の決算が予想を上回ったことなどによりドルが買い戻され、100円台を回復しました。24日の週は、NYダウが大幅上昇し、101円台まで上昇しました。しかし、その後は、弱い経済指標の発表が相次いだことから上値の重い展開となり、99円台前半で、月の取引を終了しました。

国内金価格

月初、1日に3,438円/g(消費税込み)でスタートし、6日には、月間最高値となる3,476円/g(消費税込み)をつけました。その後、円ドルレートが円高に向かい、21日には、月間最安値となる3,120円/g(消費税込み)まで値を下げました。その後は、3,100円~3,200円台で推移し、月末31日には、3,158円/g(消費税込み)で取引を終えました。

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