2008年4月のマーケット概況

2008年4月のマーケット概況

海外金相場

月初、米国大手銀行の増資をめぐるニュースで、金融機関が最悪の状況を脱したとの観測が出るとドルが大幅上昇し、COMEX6月限は、約10週間ぶりの安値水準となる887.80ドルで引けました。その後は、小幅に続伸を続け、4日の海外相場は、913.20ドルで終了しました。更に9日には、原油高とドル安から937.50ドルまで大幅反発しました。その後は、ドルの上昇やテクニカル要因、インドの金輸入量減少の報道などを受けて利益確定売りから続落し、11日のCOMEX6月限は、927.00ドルで終了しました。その後、原油高騰を背景にインフレヘッジとしての金の魅力が高まり、16日のCOMEX 6月限は、948.30ドルまで急伸しましたが、18日に米国主要企業の好業績が発表されるとドルや株が急速に値を伸ばし、金融資産の逃避先として買われていた金は急落、18日のCOMEX6月限は、915.20ドルと、節目の920ドルを割り込みました。更に24日に米国新規失業保険申請数の予想外の減少が発表されるとドルの買い戻しの流れが続き、商品先物への投機資金流入を主導してきた原油相場が急落すると、金もつられて大幅続落し、約3週間ぶりに終値ベースで900ドルを割り込みました。29日にFRBが、次回6月以降のFOMCで利下げを休止すると示唆したことでドルが対ユーロで、約1ヶ月ぶりの高値をつけたことを嫌気した金は急落。さらに翌30日もドル高や原油安等を嫌気して続落し、COMEX6月限は、865.10ドルで、月の取引を終えました。

為替相場

月初に米国大手銀行の増資計画が発表されるとドル買戻しが進み、3日には、102円95銭と、約1ヶ月ぶりの水準を回復しました。その後は米国株価が底堅く推移したことからドル円は、もみ合う展開が続きました。その後、IMFが米国経済の後退観測を示唆するとドル安が進み、一時100円近くまで下落しました。翌14日の週は、米国株高を眺めてドルは、堅調に推移し、一時104円台半ばまで上伸しました。その後、ECB理事会メンバーの豪州中銀総裁による利上げ容認発言からドルが売られる展開となり、ドル円は、102円台半ばまで下落しました。月末30日は、予想より強い結果を見せた米国経済指標やFOMCでの利下げ休止観測を受けてドル円は乱高下し、103円90銭で月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,125円/g(消費税込み)でスタートし、18日には、月間最高値となる3,280円/g(消費税込み)をつけました。その後は、徐々に値を下げ、月末30日には、3,095円/g(消費税込み)をつけて、月の取引を終えました。

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