2008年8月のマーケット概況

2008年8月のマーケット概況

海外金相場

月初、917.50ドルでスタート。8日まで続落する展開となりました。原油相場の急落やドル高を背景にインフレヘッジとしての金の魅力が後退し、売り優勢となりました。11日の週もドルの堅調や商品市場への資金流入低下を背景に大幅続落してスタート。一時2007年12月24日以来の安値となる824.50ドルまで下落しました。13日には原油の大幅反発を背景に9営業日ぶりに反発しましたが、その後はドルの強含みや原油相場の軟化を眺めて再び大幅に値を沈め、15日には792.10ドルで終了しました。これは中心限月ベースで2007年11月30日以来8ヶ月ぶりの低水準となりました。18日の週はドルの軟調を背景に反発して18日は、805.70ドルをつけました。その後もドルの続落や原油相場の回復を背景に買いが戻り、21日には8月8日以来約2週間ぶりの高値となる839.00ドルまで大幅反発しました。25日の週、 ロンドン市場が休場となった週初は薄商いの中、ドルの上昇を受けて売り優勢でスタートし、25日には825.70ドルをつけました。その後は原油先物相場の上昇を背景に買いが優勢となり、28日には837.20ドルまで反発しましたが、月末はレーバーデーに伴う3連休を控えた薄商いの中で反落し、835.20ドルで月の取引を終えました。

為替相場

月初のドル円は、年初来高値を更新する堅調な展開となりました。月初に原油価格が約3ヶ月ぶりに120ドルを割り込むと、ドル円は108円台まで上昇しました。さらにユーロの利上げ観測が後退するとドル買いが進み、8日には110円37銭をつけました。11日の週は、原油相場が更に下落する中、欧州・アジア地域の経済成長が米国以上に減速するかもしれないとの観測がドル相場の支援材料となり、週半ばには、原油の一段安や15日発表の8月NY連銀製造業指数の上昇を受けてドル円相場は110円67銭まで上昇しました。18日の週は荒れた展開となりました。週初は、株価の下落や商品相場の反発を受けて利益確定売りから反落。21日には、7月米景気先行指数や8月フィラデルフィア連銀製造業業況指数が予想を下回ったことや信用不安の高まりなどを背景にドル円は一時108円13銭まで売られました。しかし、22日には原油先物の大幅下落、NYダウの大幅上昇、米証券大手の買収観測などがドル買い材料となり、ドル円は110円15銭まで回復しました。25日の週は韓国系金融機関による米大手証券会社の買収観測が後退したことでドル売りが優勢となり、27日に米7月耐久財受注が予想を上回ると、ドル円は一時109円90銭まで上昇しましたが、月末29日に発表された7月米個人所得が減少を示すとドルは売られ、108円78銭付近で月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,344円/g(消費税込み)の月間最高値でスタートし、その後中旬にかけて値を下げ続け、15日には、3,000円を割り込み、2,979円/g(消費税込み)の月間最安値をつけました。その後、3,000円台を回復し、月末31日には3,087円/g(消費税込み)で、月の取引を終えました。

ページトップ