2008年10月のマーケット概況

2008年10月のマーケット概況

海外金相場

月初1日の海外相場は、材料難の中で安値拾いの買いから反発し、887.30ドルでスタートしました。しかし、その後は、金融安定化法案が下院で可決されるとの期待を背景に急反落し、3日には833.20ドルで引けました。米国金融危機による景気後退懸念から米株式市場が約4年ぶりに1万ドルの大台を割り込むと、安全資産としての金に買いが集まり、6日の海外相場は866.20ドルまで反発しました。13日の週は、前半もみあう展開を見せた後、週半ばからは手元資金確保のために商品先物を手仕舞いする動きが活発化して続落し、16日には中心限月の終値としては9月16日以来、約1ヶ月ぶりの安値となる804.50ドルで終了、週末17日も787.70ドルまで続落しました。20日の週は、米株式市場の下落を背景にファンド筋による換金売りから大幅に値を下げ、21日~23日の3日間で合計75.3ドルの下げを見せました。しかし、週末24日は金融不安を背景にした実物資産への逃避買いから4営業日ぶりに反発し、海外相場は730.30ドルまで上伸しました。27日の週は引き続き質への逃避から続伸。29日には原油の反発を支援材料に754ドルまで値を戻しました。しかし、原油の反落、大量の手仕舞い売りを背景に下落し、31日の海外相場は718.20ドルで月の取引を終えました。

為替相場

月初1日のドル円は、金融救済法案が近日中に可決するとの見通しから105円後半で引けました。2日以降は、各経済指標が予想を上回る悪化を示したことからドルが売られ、3日のドル円は105円前半で引けました。6日の週のドル円は、101円後半からスタート。その後NYダウが大幅続落すると、リスク回避の円買いが続き、10日にダウ平均が一時5年半ぶりに8000円台を割り込むと、一時98円68銭まで下落しました。その後はG7を控えたドル売り警戒感から買い戻され、100円半ば付近で終了しました。13日の週は、週末のG7等で金融危機回避に向けた対策が固まったことでNYダウが前週末比+936.42ドルと大幅上昇し、ドル円も102円台まで回復しました。しかし、その後米経済指標が予想以上に落ち込み、NYダウが大幅反落すると、円買いの動きが広がり、15日には100円台を割り込みました。20日の週のドル円は、年初来安値に迫る下落を見せました。23日には一時約13年ぶりの安値水準となる95円付近まで売りが加速、24日は94円半ば付近で取引を終えました。27日の週は、大荒れの相場展開となりました。週初27日は、米9月新築住宅販売件数が予想を上回ったことや米政府の金融救済策に対する期待から94円18銭まで反発しましたが、NYダウが反落すると92円84銭まで下落して引けました。翌28日は日米欧の協調追加利下げ期待やNYダウの大幅上昇を受けてドル円は98円付近まで急反発し、月末31日は98円半ば付近で取引を終えました。

国内金価格

月初、3,182円/g(消費税込み)でスタートし、月末にかけて値を下げ続け、24日には、月間最安値の2,319円/g(消費税込み)をつけました。その後、月末にかけてやや値をもどし、2,464円/g(消費税込み)で、月の取引を終えました。

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