2008年11月のマーケット概況

2008年11月のマーケット概況

海外金相場

月初3日の海外相場は反発してスタート、翌日は大幅反発した原油先物を背景に757.30ドルまで上昇しました。その後、弱い内容の経済指標や在庫積み増しを受けて原油先物が続落して約1年7ヶ月ぶりの安値をつけると金も売り優勢となり、7日は734.20ドルで終了しました。10日は、中国政府による景気刺激策を好感して商品市場全般が上昇し、海外相場は746.50ドルと値を上げました。しかし、景気後退懸念から原油先物が続落すると金もつられて続落し、13日には705.00ドルまで下落しました。14日には米株価の急反落を背景にした逃避買いから大幅反発し、742.50ドルで終了しました。17日の週、前半は原油の続落を睨みながら弱含みに推移。一方、週後半は株や原油が下落する中、リスク回避のための資金が流入して大幅続伸しました。21日は、米金融大手シティグループが身売りを含めた収益改善策を検討すると報じると、金融不安に伴う景気悪化懸念から安全資産としての買いが集中し、海外相場は791.80ドルまで続伸しました。この日は一時、10月16日以来約5週間ぶりとなる800ドル台を回復する場面も見られました。24日は前週末の流れを継いで大幅続伸してスタート、819.50ドルで終了しました。その後は感謝祭を背景に薄商いとなり、28日は819.00ドルで終了しました。

為替相場

月初のドル円相場は99円前半からスタート。7日に発表された10月の米雇用統計内容が予想以上に悪化すると一時96円台まで下落しましたが、NYダウが直前に大幅下落となっていたことで安値拾いの買いから反発すると、98円台で超週しました。10日のドル円相場は、米株式の反落を背景に下落し、97円半ばをつけ、その後も軟調な米株価を眺めて12日には94円台まで下落しましたが、14日は、G20金融サミットへの期待から97円付近まで反発して引けました。17日のドル円は、米金融大手シティグループが大幅な人員削減計画を発表したことで96円半ばまで下落しました。19日にFOMC議事録で追加利下げの可能性が示されると95円半ばまで下落。更に20日に11月フィラデルフィア連銀業況指数が予想を下回ると10月28日以来の安値となる93円55銭まで下落しました。24日の海外相場はシティグループ救済やオバマ政権の経済閣僚発表を好感してNYダウが続伸し、97円台まで上昇しました。しかし、翌25日には米7-9月期GDPの下方修正等を嫌気して95円25銭付近まで反落。週後半は米国の感謝祭を背景に薄商いとなり、月末28日は95円台半ばで終了しました。

国内金価格

月初、2,446円/g(消費税込)でスタートし、中旬までは、2,500円を挟む展開が続きました。中旬以降月末にかけては、2,600円台に急騰し、25日には、月間最高値の2,694円/g(消費税込)をつけました。その後、やや値を下げ、2,670円/g(消費税込)で、月の取引を終えました。

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