2009年7月のマーケット概況

2009年7月のマーケット概況

海外金相場

2日に発表された米6月雇用統計が事前予想より悪化していたため、931.5ドルでスタートした相場は一時、940ドル台まで上昇しました。しかし、その後、発表された欧米の経済指標の悪化傾向が顕著であったこと、原油相場が急落したことからインフレ懸念の後退を嫌気した売りに相場は反落し、13日には908.50ドルまで下落しました。その後、15日に発表された米消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回る上昇を見せたため、インフレヘッジとしての金買いが再び台頭し、更には米国経済指標の改善を受けた米株高などに見られるリスク志向の回復から相場は上伸し、20日には950ドルを突破しました。月末にかけては、急激な相場上昇に伴う利益確定売り、原油相場急落に伴い急反落し、月末取引を930ドル台で終了しました。

為替相場

1週目は1日に米地区連銀総裁が景気後退は年内で収束するとの見通しを示したことから、96円台で始まった円相場は一時、97円レベルまでドル高が進行しましたが、その後のG8サミットでの国際準備通貨に関する中国の言及報道や、米雇用統計悪化により95円台に相場は反転し、96円付近で取引を終えました。2週目は世界的景気底入期待の後退から商品相場が下落し、資源国通貨に対する円高からドル円も円高が進み、週央には91円台をつけました。その後、相場は反転するも92円台で終わりました。3週目は米企業決算が予想を上回る内容であったことから米株価が反発し、ドル高が進み94円台で取引を終了しました。4週目以降、米金利の低下から一時、93円台までドル安が進んだものの、米金融サービス会社への救済報道や、米株価回復などを受けて再びドル高となり、24日には95円台となりました。月末にかけては、ドルの利益確定売りから94円台もあったものの米株価が年初来の高値を付けたこともあり、結局95円台で月の取引を終了しました。

国内金価格

3,059円/g(消費税込)で始まった相場は、2日に高値をつけた後下落し、月中には2,900円を割り込む場面もありましたが、その後、回復し月初と同レベルの3,045円/g(消費税込)で月の取引を終えました。

ページトップ