2009年12月のマーケット概況

2009年12月のマーケット概況

海外金相場

月初1,200ドル近辺からスタート。2日にはドルが堅調に推移したにもかかわらずヘッジファンドや機関投資家などによる買いに上伸し、1,213ドルをつけ、史上最高値を更新しました。しかし4日にはドルの急伸を受け、1,169.50ドルと5営業日ぶりに大幅反落しました。16日にはFOMCを控えた様子見ムードの中、超低金利据え置き観測からドルが軟化し、1,136.20ドルをつけました。しかし、21日はドル高を受け、1,096ドルで終了しました。年末を控えたポジション調整の売りも相俟って下げ幅を拡大し、約1ヵ月半ぶりの安値となりました。24日にはドル安を背景に値を伸ばし、1,100ドルを回復しました。月末31日にはドル安を背景に小幅ながら値を伸ばし、1,096.20ドルで越年しました。 金相場は2008年最終営業日から約24%上昇して2009年の取引を終えました。

為替相場

月初1日に日銀が臨時の政策決定会合を開催するとの報道から、追加の金融緩和策への思惑により87円台中盤まで値を上げました。さらに当局者からの円高牽制発言によって円売りが進み、11月の米非農業部門雇用者数が予想より大幅に改善した為、90円台半ばで越週しました。9日には米国債の格付け懸念やドバイ政府系企業の債務拡大報道により87円36銭まで下落しました。その後、ドバイ株価が反発したことや11月の米小売売上高が予想を上回ったことでドルは買われ、89円付近で越週しました。更に輸出企業のドル売り等から値を落とし88円32銭をつけました。15日に米FOMCの金利引上げ報道から90円付近まで上昇しました。21日夜に日銀総裁が「実質ゼロ金利政策を粘り強く続ける」と発言したことで10月以来の91円台へ上伸しました。その後は12月の米消費者信頼感指数が予想より良い内容だったことからドルは堅調に推移し、31日には米雇用指標の改善を受けて、4ヶ月ぶりの高値の93円15銭まで上昇し、93円ちょうどで越年しました。

国内金価格

月初、3,475円/g(消費税込)でスタートした国内価格は、3日に月間最高値となる3,648円/g(消費税込)をつけました。その後は、3,500円を挟む価格展開を続け、25日に3,446円/g(消費税込)をつけて越年しました。

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