2010年1月のマーケット概況

2010年1月のマーケット概況

海外金相場

月初1,100ドル近辺からスタート。11日の金相場は、12月の中国の貿易収支が予想を上回る伸びを見せたことから、世界経済の回復期待が高まるとともに投資家のリスク投資が活発化し、一時1,163.00ドルと、約1ヵ月ぶりの高値まで上昇しました。しかし、12日にはファンド筋の手仕舞い売りが出て1,129.40ドルまで下落しました。19日の金相場は反発し1,140ドルを回復しましたが、翌20日には中国の需要減退懸念やドル高を背景に大きく売られ、1,112.60ドルと2%超の急反落となりました。22日も米政府の金融規制強化案が引き続き圧迫材料となり1089.70ドルまで下落しました。29日にも2009年第4四半期の米実質GDP速報値が5.7%増と市場予想を上回ったことから、ドル高が進行し金相場を圧迫しました。3営業日続落し、1,083.80ドルで取引を終えました。

為替相場

月初92円台で始まったドル円は5日に91円25銭まで下落しました。7日に菅財務相が円安誘導ともとれる発言をしたことでドル円は急騰し、8日に93円78銭の高値をつけました。12日に中国が預金準備率を引き上げるとの発表を受け、円買いが進み、ドル円も90円73銭まで下落しました。14日には12月の豪雇用統計が予想よりよかったことからドル円も一時92円台を回復する場面もみられました。しかし、同日発表の12月の米小売売上高が予想より悪化したため、90円台後半で越週しました。オバマ米大統領が米金融機関に対する新たな金融規制法案を公表すると、円買いが進行し、22日には89円78銭をつけました。中国の追加金融引締めの可能性の報道を受けた円買いにより27日にかけて89円14銭まで下落しました。29日に発表された第4四半期の米実質GDP速報値が市場予想を上回ったため、90円93銭をつけ月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,471円/g(消費税込)でスタートした国内価格は、12日に月間最高値となる3,607円/g(消費税込)をつけました。その後は、値を下げ続け、29日には、月間最安値となる3,321円/g(消費税込)で、月の取引を終えました。

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