2010年7月のマーケット概況

2010年7月のマーケット概況

海外金相場

月初1日は米経済指標内容が弱かったことから1206.70ドルで引けました。13日には、米大手格付け会社がポルトガルの債務格付けを引き下げたことから欧州のソブリン債務に対する懸念が再燃し、安全資産の金は買われ1,213.50ドルと2週間ぶりの高値をつけました。19日はテクニカルの売りや住宅指標の低迷によるインフレヘッジとしての魅力低下を受けて1,181.90ドルと2ヶ月ぶりの低水準まで下落しました。26日は、良好な米住宅指標を受けて株価が上昇したため、安全資産としての金の魅力が低下し、翌27日には消費者景気信頼感指数が大きく低下したことで商品全般が軟化し、1,158ドルで終了しました。30日には、4~6月期の米GDPの伸びが減速したことを受け、3営業日続伸して引けましたが、7月全体での下落率は、約5%に達しました。

為替相場

月初、米経済指標の悪化によりリスク回避の円買いが進み、ドル円は88円96銭と年初来安値を更新しました。12日の週、88円後半で始まったドル円は参議院選挙の結果を受けて日本の政局不安から円が売られ89円15銭の高値をつけました。その後は88円台でのもみ合いとなりましたが、14日の米FOMC議事録が米景気に慎重な見方を示したためドル売りが優勢となり、16日には米景気指標の悪化を受けて86円27銭と年初来高値をつけて週を越えました。26日には87円台中盤で寄り付き、米景気に対する不透明感と欧州金融機関のストレステストがほぼ予想通りだったことからユーロが買われた流れを受けて、ドルは上値重く推移しました。月末にかけて米景気鈍化懸念が強まり、ドル売りが加速しました。ドル円は年初来安値を下回り一時は85円90銭台まで下落、その後やや値を戻し86円台半ばで月の取引を終えました。

国内金価格

月初、3,738円/g(消費税込)の月間最高値をつけた国内金価格は、徐々に値を下げ続け、月末30日には月間最安値の3,452円/g(消費税込)をつけて、月の取引を終えました。

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