2010年12月のマーケット概況

2010年12月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,380ドル台後半で始まった金相場は、6日に米国の追加金融緩和観測や欧州の金融・財政不安への懸念から続伸し、1,416.10ドルと4週間ぶりに最高値を更新しましたが、10日には堅調な米経済指標を受けて「質への逃避買い」が後退し、さらに16日にはドルの堅調を受けて利益確定売りが優勢となり、一時は1,361.60ドルと11月29日以来の安値まで下落しました。その後、27日の金相場はドル安を受けて押し目買いが優勢となり小反発し、その後も、年末を控えて薄商いの中、ドルが対主要通貨で軟調に推移したことから。年末にかけて金相場は強地合を保ち、1,415ル付近で今年の取引を終えました。

海外プラチナ相場

月初1,660ドル近辺でスタートしましたが、米国各種経済指標が良好であったことを受けてニューヨーク株が高値で推移し、つれてプラチナ相場にも買いが入ったことで1,725ドル近辺まで急騰しました。8日に金相場が急落すると、プラチナ相場でも投機筋の手仕舞い売りが出て、1,675ドル近辺まで値を下げました。その後、金相場が再び1,400ドルをタッチする動きで堅調に推移すると、それにつれて1,700ドル近辺で推移しました。金相場が1,400ドルに向けじわじわと値を上げると、つれて値を上げ一時1,765ドル近辺まで上昇し、1,740ドル近辺で本年の取引を終えました。

為替相場

月初84円台前半で始まったドル円は、7日にはバーナンキFRB議長が更なる金融緩和の実施へ言及したことで週安値の82円34銭をつけました。しかし、8日には米政府の減税策延長を受けた米景気回復期待や米長期金利の上昇を受け84円31銭まで上昇しました。その後、格付会社が米国債の格付け見通しを引き下げる可能性を示唆したことで、14日に82円83円まで下落しました。しかし、同日の米FOMCで現行の緩和策続行が決定されたことや翌15日の米景気指標が予想より良かったことから米景気の回復期待が高まったのを受け米金利が上昇し、84円51銭まで上昇しました。21日には中国副首相が欧州財政問題への支援を表明したことでユーロ買いドル売りが進み、ドル円は83円台半ばに下落した。その後は、複数の格付会社が欧州各国の格付けを引き下げ、先行きに対してもネガティブなコメントをしたためユーロ売り円買いが進み、ドル円も82円85銭をつけた。25日の中国の利上げを受けて、27日に82円98銭まで上昇しました。しかし、米長期金利が低下基調となったことなどを受けて下落に転じ、その後もドル安基調は変わらず、31日には80円95銭の安値をつけて今年の取引を終えました。

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