2011年8月のマーケット概況

2011年8月のマーケット概況

海外金相場

月初、史上最高値となる1,620ドル付近でスタートした金相場は7月に引き続き8月も大幅に上伸しました。8日には大手格付会社S&Pが米国の債権格付けについて史上初の格下げを行ったことで、金相場にリスク回避の資金が流入。10日には最高値更新となる1,800ドルを記録しました。その後も、欧州の債務不安を背景にさらに続伸。22日には1,900ドルに到達しました。翌23日、24日には月初から続いた急騰に対する反動で売り込まれ1,740ドル付近にまで値を下げましたが、26日には米FRBのバーナンキ議長が追加的な金融緩和策の可能性に言及したことで反発、1,830ドル付近にまで値を戻して月の取引を終了しました。

海外プラチナ相場

月初1,785ドル付近でスタートしたプラチナ相場は大幅に値を伸ばした金相場につられる形で上伸しました。8日に米国債格付けが引き下げられた時も金に追随するように、プラチナへの安全資産需要が高まり大きく上伸、22日には1,900ドルを突破しました。23日、24日と利益確定売りが入り値を下げたものの、月末にかけては再び値を戻し、1,850ドル付近で月の取引を終えました。

為替相場

月初77円前半で始まったドル円相場は米国債務上限引き上げ問題が難航するのを眺め、週初には76円台まで下落しました。しかし4日に、政府・日銀による為替介入が実施されたことで反騰、一時は80円25銭まで円安が進みました。ところが翌5日からは、ジリジリと円高が進み、10日には76円台まで下落しました。欧米経済への不安からリスク回避目的の円買い圧力が強まるも、再度の為替介入への警戒感も拭えず、76円後半にてもみ合って月の取引を終了しました。

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