2011年10月のマーケット概況

2011年10月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,640ドル付近でスタートした金相場は、欧州債務問題が不安視される中、欧州中央銀行(ECB)が新たな流動性供給策に踏み切ったことや欧州安定化基金(EFSF)の機能拡充案が合意に至ったことをうけ、月の半ばまでゆっくりと上昇し、17日には1,700ドル付近にまで値を伸ばしました。しかしながら第3週にはスペイン国債の格下げが報じられた影響もあり、20日には1,600ドル付近にまで値を下げました。第4週にはEU諸国による債務問題にむけた包括合意を好感し、株式や他のコモディティと共に上伸。1,740ドル付近にまで値を伸ばしました。31日には、日本の円売り介入による影響でドル高が進み、金相場も下落、1,710ドル付近で月の取引を終えました。

海外プラチナ相場

月初、1,530ドル付近でスタートしたプラチナ相場はこの月も金相場と連動した値動きで、大きく値を下げた9月の反動で買い戻しの動きが見られました。月の前半は欧州債務問題への対策として拡充が進められるEFSFの動向が好感され上伸、17日には1,550ドル付近にまで上伸しました。スペインの格下げやフランスの格下げ見通しが伝えられた第3週は値を下げたものの、月末にかけては金相場の上伸と共に大きく値を伸ばし28日には1,650ドルに到達しました。31日には日本の円売り介入の影響で1,600ドル付近にまで値を下げて月の取引を終えました。

為替相場

月初76円台後半にてスタートしたドル円相場は月を通してじりじりと円高が進む展開。欧州債務問題を背景に安全資産として円が選好され、徐々に円高が進みました。28日には戦後最高値に迫る1ドル=75円台後半まで円高が進みました。この円高進行をうけて31日には政府・日銀が為替介入を実施。78円台まで円が売られ月の取引を終了しました。

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