2011年11月のマーケット概況

2011年11月のマーケット概況

海外金相場

月初1,720ドル付近でスタートした金相場は1日、ギリシャ・パパンドレウ首相がEU・ユーロ圏首脳会合にて合意に至った支援策の受入に関して国民投票を実施すると表明。ユーロ圏の不安が高まりユーロとともに金相場は1,690ドル付近まで下落しました。
しかし3日、欧州中央銀行の利下げの報を受け、金相場は上昇基調に。月中にかけて上昇し、9日には1,800ドル付近まで値を伸ばしました。
月後半は一転して下落する展開。ギリシャをはじめとして、スペイン・イタリアといった欧州各国の国債利回りが高まる中で、手元の資金を厚くしたい投資家による、換金売りが強まり下落。21日には1,670ドル付近まで値を下げました。
月末にかけては再び回復。28日には欧州金融安定化基金の運用ルールが固まったとの報から金価格が上伸。また、30日には日米欧の主要中央銀行によるドル資金供給強化策を受けて市場心理が大幅に改善。金相場も1,750ドル付近まで値を戻しました。

海外プラチナ相場

月初1,600ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、ギリシャ支援策に対する国民投票の報道から1,560ドル付近まで下落するも、その後は欧州中央銀行利下げの影響もあり、金相場とともに上伸。9日には1,670ドルまで値を伸ばしました。
月後半は金相場とともに値を下げる展開に。欧州のソブリン債利回りが高まる中、現金化のための売りが強く、14日には1,660ドル付近で取引されていたプラチナは月末には1,520ドル付近にまで値を下げました。30日には主要中銀によるドル資金供給強化策を受けて1,560ドルまで値を戻し月の取引を終了しました。

為替相場

月初78円前半で取引をスタートしたドル円相場は欧州の債務不安から安全資産としての円買いが強く、月の半ばまでじりじりと値を下げ、18日には76円70銭を割り込む水準にまで円高が進みました。月末にかけては、欧州不安が一服しつつあるとの見方から78円前半付近まで値を戻すも、30日の主要中銀によるドル供給強化策が発表されると下落。77円台半ばで月の取引を終えました。

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