2011年12月のマーケット概況

2011年12月のマーケット概況

海外金相場

月初1,750ドル付近でスタートした金相場は、先月末の主要中央銀行によるドル供給策を受けた金高を維持、良好な米国雇用統計もあいまって1,750ドル付近の高値圏をキープしました。しかし、12日から15日にかけては、再び欧州圏の債務不安を眺めて、リスク回避ムードが高まり、金相場は下落。15日には1,550ドル付近まで大きく値を落としました。
21日にはECBの資金供給オペを好感し、一時1,640ドル付近にまで値を戻すも、月末にかけて再び下落。年末のポジション調整もあり、29日には1,520ドル付近まで値を下げたのち、最終日30日はやや回復。1,560ドル付近で2011年の取引を終えました。

海外プラチナ相場

月初、1,550ドル付近でスタートしたプラチナ相場は月を通して弱い値動き。イタリア、スペインといった欧州の国債利回りが高止まりするなか、リスク回避ムードは依然として強く、産業メタルの性格が強いプラチナは金以上の下げ幅を記録し、12月7日には金とプラチナの値差が220ドル付近まで拡大しました。
月末にかけても下落基調は継続し、年末29日は薄商いの中、ゴールドの下げとともに、下落。一時1,350ドルをタッチした後、やや値を戻し、1,400ドル付近で2011年の取引を終了しました。

為替相場

12月のドル円相場は月末までレンジ内での取引。月初、77円60銭付近でスタートしたドル円は、11月末の主要中銀によるドル供給策を受けた円高の反発でじりじりと値を伸ばす展開に。5日には78円を突破するも、週末9日に控えたECB理事会、EU首脳会議を見極めたいとする動きから、大きく上抜けすることはありませんでした。月中も一定のレンジ内での取引。19日には北朝鮮金正日総書記死去のニュースから、一時78円20銭付近まで急伸するも、一時的な動きにとどまりました。
月末は29-30日にかけて、薄商いの中、ドイツ・フランス国債の格下げ懸念を受け、ユーロ円が下落。この動きにつれてドル円も大幅に下落し、76円台にまで円高が進んで2011年の取引を終えました。

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