2012年1月のマーケット概況

2012年1月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,560ドル付近でスタートした金相場は、先月末の急落の反動で上伸。EUによる対イランの石油禁輸措置を受けた原油高の影響も受けて、一本調子に値を伸ばしました。12日にはECBドラギ総裁が2011年末から続く欧州の債務問題に対し、「深刻な信用逼迫を阻止した」との認識を示しユーロが対ドルで上伸。金相場にとっても追い風となり、1,650ドルを超えるまで上伸しました。
月末25日にはFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC声明にて、ゼロ金利政策を2014年度後半まで継続する、との表明があったことを受け、金相場は急伸。50ドルほど値を伸ばし、1,700ドルを突破した。
その後も27日発表の米国GDP速報が史上予想を下回ると、追加金融緩和への期待感が高まり、金相場はさらに上伸。1,740ドル付近まで値を伸ばして月の取引を終了しました。

海外プラチナ相場

月初、1,400ドル付近でスタートしたプラチナは、月を通して上伸。9日には南アフリカ電力公社Eskomが電力不足に対する警告を出したことにより、プラチナ鉱山の生産に障害が発生するのでは、との思惑から、プラチナ価格が上昇。12日には1,500ドルを回復しました。その後も堅調な相場が続き、25日には2014年度までのゼロ金利政策継続を表明したFOMC声明を受け、金相場とともに上昇。1,600ドルを上抜けて月の取引を終了しました。

為替相場

月初77円ちょうど付近でスタートしたドル円相場は、6日、米国12月雇用統計がやや市場予想を上回る良い内容だったことを受けて77.20円付近まで上伸するも、その後調整の売りが入り、77円付近まで下落。月中は77円付近でのレンジ内取引が続いたものの、24日には日本の貿易収支が31年ぶりに赤字転換したことを受けてドル円は急伸。25日には78.20円まで値を伸ばすも、その後のFOMCにてゼロ金利政策が2014年まで継続することが表明されると一転下落。27日発表の米国GDPが市場予想を下回ったことも材料として加わり、月末76.20円付近まで急落して月の取引を終了しました。

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