2012年2月のマーケット概況

2012年2月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,740ドル付近にてスタートした金相場は3日、バーナンキFRB議長が2014年までの低金利維持の可能性に改めて言及したことを受け上伸。1,760ドル付近にまで値を伸ばしたものの、その後発表された米国雇用統計が良好な結果だったことから金相場は下落。1,710ドル台まで値を落としました。月の半ばまでは1720-40ドルのレンジでもみ合いましたが、21日にギリシャの2次支援をめぐるユーロ圏財務相会議が無事終了したことでユーロが上昇基調に。リスク選好が高まったことで金相場も値を伸ばし、月末には1,790ドル付近まで上伸。しかしながら最終日29日には、バーナンキFRB議長の議会証言にて市場が期待していた「一層の金融緩和」への言及がなかったことから、失望売りが広がり、1,710ドル付近まで大幅に売られて月の取引を終了しました。

海外プラチナ相場

月初、1,610ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、ユーロドル相場および金相場と連動する動きでした。金相場と同様にギリシャへの2次支援が無事確定したことを材料に上伸。また、南アフリカのプラチナ生産者であるインパラ社の鉱山にて大規模なストライキが発生したことで、プラチナ供給懸念が強まっていることもプラチナ相場を強気にさせました。
しかし最終日29日には、バーナンキFRB議長の議会証言にて市場が期待していた「一層の金融緩和」への言及がなかったことから、金とともに下落。この結果1,700ドル付近で月の取引を終えました。金-プラチナの値差は月初の130ドルから20ドルにまで縮小しました。

為替相場

月初、76円前半にてスタートしたドル円相場はFRBによる低金利政策の延長観測を受けて76円05銭付近にまで下落。第2週に入り、2011年の日本の経常黒字額が大幅に減少することが発表されると円安基調に。10日には77円台後半まで円安が進行しました。
翌週には日銀が一段の金融緩和策と、中期的な物価水準へのコミットメントを強めたことでドル円は上伸。ギリシャ債務問題がいったんの落ち着きを見せたことも市場のリスク選好度を高め、円売りが続いた結果、月末には80円台中盤まで円安が進んで月の取引を終了しました。

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