2012年3月のマーケット概況

2012年3月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,710ドル付近にてスタートした金相場は、先月末の急落に対する底値拾いの買いが見られるも、上値は重く、6日には、ユーロ圏の2011年第4四半期GDP成長率がマイナスとなったことをうけて、株式や原油とともに下落。1,670ドル付近まで値を下げました。
月の中盤12日ごろにかけては、債務危機に陥ったギリシャ国債に対し、大部分の投資家が債務交換に応じるとの見方から、1,710ドル付近まで値を回復するも、13日のFOMCにて「一層の金融緩和への言及が無かった」ことから、米国の追加金融緩和に対する期待が後退し金相場は下落。14日には1,640ドル付近まで値を落としました。
その後、月の後半にかけては、1,640~50ドル付近での狭いレンジでの取引が続きましたが、23日の対イランへの経済制裁強化による原油相場上伸や、26日の「米国失業率改善のために緩和的な金融政策が必要である」と認識表明したバーナンキ米FRB議長発言を受けて、金相場は上伸。1,690ドルまで値を戻しました。
月末にかけてはやや値を下げ、1,670ドル付近で月の取引を終了しました。

海外プラチナ相場

月初、1,700ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、6日、ユーロ圏の2011年第4四半期GDPがマイナスだったことをうけ、金相場とともに大幅下落。1,620ドル付近まで大きく値を落としました。月の半ばにかけては、多くの投資家がギリシャ国債の債務交換に応じるとの見通しから、再び1,700ドルまで値を戻しました。
月の後半にかけては軟調な値動き。20日~22日には中国の景気減速懸念から、プラチナ相場は下落。22日には1,600ドル付近まで値を落としました。
月末にかけては、米国の追加金融緩和期待の高まりを受けやや値を戻し、1,640ドル付近まで値を戻して月の取引を終了しました。

為替相場

月初、81円前半でスタートしたドル円相場は、ギリシャの債務交換に大半の投資家が応じるとの見方から、ユーロへの不安が後退し、安全資産と見なされる円売りが優勢に。15日には84円付近まで値を伸ばした。月の半ばにかけては83円50銭を挟んだレンジ内取引が続いたものの、21日、バーナンキ米FRB議長がエネルギー価格高騰による米経済への悪影響に言及したことや、米国住宅関連の経済指標が市場予想を下回ったことを受け、円高傾向に。日本の2月貿易収支が黒字に転じたことも相まって、22日は82円50銭付近まで円高が進みました。
月末にかけては、バーナンキ議長の米国景気見通しに対する慎重な発言を受けて円高が進み30日には一時82円付近まで円高が進むも、同日発表された米国経済指標が市場予想を上回ったことを受け、反発。83円付近まで円安が進み月の取引を終えました。

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