2012年8月のマーケット概況

2012年8月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,615ドル付近でスタートした金相場は、月初、米国の雇用統計が市場予想以上に改善されていたことを受け、米国の追加金融緩和期待が後退、1,590ドル付近にまで値を下げた。しかしすぐに値を回復、月の半ばまで1,610ドル~1,620ドルのレンジ内での静かな取引が続いた。
16日には南アフリカのプラチナ鉱山ストライキ発生を受けたプラチナ価格上昇につられて金相場も上昇、1,640ドル付近まで値を上げた。さらに22日に公開されたFOMC議事録のなかで、近日中の追加金融緩和実施が示唆されたことから金価格は続伸。一気に1,670ドル付近まで値を伸ばした。
月末にかけては、上伸の反動でやや下落するも、最終日バーナンキFRB議長の講演で、追加金融緩和実施を強く示唆する発言があったため、金価格はさらに上昇。1,690ドル付近まで値を伸ばして月の取引を終了した。

海外プラチナ相場

月初、1,420ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、月の前半にやや下落した後、金相場と連動した静かな値動き。15日まで1,400ドル付近の取引が続いた。
しかし、16日に南アフリカのプラチナ鉱山にて労働組合による大規模なストライキが発生。警官隊と労働者が衝突し死傷者が出るなど、大きな被害が発生した為、プラチナの供給不安が意識されプラチナ価格は大幅に上伸。金相場の上昇の影響もあり、23日には1,560ドル付近まで上昇した。
月末にかけては、反動の売りや、欧米の株式市場の軟化とともに下落基調となるも、最終日のバーナンキ議長講演を受けて反発。1,540ドル付近で月の取引を終了した。

為替相場

月初、78円丁度付近でスタートしたドル円相場は、月の前半は78.20~78.70円のレンジ内での取引。14日に7月分の米国小売売上高が発表され、好調な内容だったことから、円売りドル買いが活発化、17日には79.60円付近まで円安が進んだ。
しかし22日に公開されたFOMCの議事録で、追加金融緩和について強い言及がなされると、大幅に円高が進行。一気に78.50円付近まで下落した。
月末にかけては、この水準での取引が継続。78.40円付近で月の取引を終了した。

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