2012年9月のマーケット概況

2012年9月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,690ドル付近でスタートした金相場は、6日、ECBによる南欧国債の無制限購入プログラム合意を受けて上伸。1,700ドル台を突破すると、翌7日には米国8月の雇用統計で、雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことで、米国追加金融緩和への期待が大幅に高まり、金相場は急騰。1,740ドル付近まで値を伸ばした。
13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では投資家が期待していた量的緩和第三弾(QE3)の実施が決定。これを受けて金相場はさらに値を伸ばし、1,775ドル付近まで上伸した。
月末にかけては、欧州債務問題に対する不安感再燃などから、1,745ドルまで下落する場面があったものの、おおむね堅調な相場を維持。月末28日には1,775ドル付近の高値圏で月の取引を終了した。

海外プラチナ相場

月初1,540ドル付近にてスタートしたプラチナ相場は、6日のECBによる南欧国債買取プログラムや7日の米国雇用統計悪化を受けた金相場の上昇につられる格好で上昇。また、先月より続く南アフリカのプラチナ鉱山でのストライキもプラチナ供給の不安材料となり、右肩上がりに値を伸ばし、14日には1,715ドル付近まで上伸した。
月末にかけては、前半の大幅上伸に対する利益確定売りや、南ア鉱山での生産再開、工業用需要の鈍化が意識され調整局面に。1,600ドルまで売り込まれる場面があったものの、最終的には1,650ドル付近に値を戻し、月の取引を終了した。

為替相場

月初、78.30円付近でスタートしたドル円相場は、米国の雇用改善予想から79円付近まで円安が進む場面があったものの、7日に発表された米国雇用統計で雇用者数の伸び鈍化が確認されると78.20円付近まで円高が進行。13日にはFOMCにて量的緩和第三弾が決定され、77.50円付近まで円が買い進められた。
しかしながら77円台に入り政府・日銀による為替介入警戒感が台頭し、ドル円は反発。19日には日銀の金融政策決定会合で追加金融緩和が決定されたこともあり79円台まで値を戻した。
月末にかけては、再び円高傾向に。19日に決定された日銀の追加緩和の効果が疑問視され、じわじわと円高が進行。再び77.50円まで円高が進むも、最終日28日にはやや反発し、78円付近で月の取引を終了した。

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