2012年11月のマーケット概況

2012年11月のマーケット概況

海外金相場

月初、1,720ドル付近でスタートした金相場は、2日発表の米雇用統計にて、非農業部門雇用者数が前月比17万1千人増加したことを受け、米国の追加金融緩和策への期待が後退し、1,670ドル付近まで値を下げたが、底値拾いの買いにより値を回復。 また、米国大統領選挙でのオバマ氏の再選が決定した事により、低金利政策が継続されるとの見方から、7日は1,730ドル付近まで値を伸ばした。月中は、ほぼ横ばいの展開であったが、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の四半期レポートで中国や欧州の景気後退による金需要の減少が発表されたことで、一時1,705ドル付近まで値を下げた。 26日にはユーロ圏財務相会合にてギリシャの債務削減に合意。対ドルでのユ-ロ上伸とともに、1,750ドル付近まで値を上げた。28日には、NY時間前半にファンドの売りにより1,710ドル付近まで大きく下落したものの、ユーロの対ドル上伸につられて、金相場も値を上げた。 月末30日には1,720ドル付近で月の取引を終了した。 月内取引レンジは1,670ドル~1,750ドル付近であった。

海外プラチナ相場

月初1,570ドル付近にてスタートしたプラチナ相場は、金相場と同様、2日発表の米雇用統計の市場予想を大幅に上回る好調な結果を受け、1,540ドル付近まで下落。 しかし、米国大統領選挙でオバマ氏再選が決定すると、金相場につられてプラチナ相場も値を上げ、9日には1,560ドル付近まで値を戻した。 さらに、13日には、貴金属大手ジョンソン・マッセイが発表したレポートにて、南アフリカでのストライキの影響によりプラチナの供給不足懸念が強まるとの見解があったことから、1,590ドルまで上伸した。 月中にかけて、中国や欧州の景気後退懸念から1,550ドル付近まで値を下げる場面があったものの、後半にかけて値を回復。その後、ユーロ圏の財務相がギリシャの債務削減に合意、ユ-ロが上伸したことがプラス材料となり、プラチナ価格も1,620ドル付近まで値を上げた。 月末にはやや値を落とし、1,610ドル付近で月の取引を終了した。 月内取引レンジは1,540ドル~1,620ドル付近であった。

為替相場

月初、79.90円付近でスタートしたドル円相場は、2日発表の米雇用統計の市場予想を大幅に上回る好調な結果を受け、ドル買いが進み、80.50円付近まで値を上げた。 しかし、米国大統領選挙でのオバマ氏再選により、長期的な低金利政策が継続されるとの見方からドル売り円買いが進行、79.00円付近まで円高が進んだ。14日には、野田首相が解散表明をしたのをきっかけに、無制限の金融緩和を主張する安部自民党への政権交代期待から、円安が進行。 月末にかけて一本調子に値を上げ、月末には82.50円付近で月の取引を終了した。 月内取引レンジは79.00円~82.80円付近であった。

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