2013年3月のマーケット概況

2013年3月のマーケット概況

海外金相場

1580ドル付近でスタートした金相場は、月初は1570-1585ドルでのレンジ内取引。
8日に発表された米国雇用統計は市場予想を上回る良好な値だったことを受け、金融緩和早期終了観測から急落する場面があったものの、即座に回復。
12日にはドイツ中央銀行総裁が「ユーロ危機はまだ終わっていない」とする旨の発言をしたことをきっかけに、1600ドル付近まで値を伸ばした。
17日にはキプロスの救済条件をめぐってユーロ圏財務相会合は前例のない「銀行預金への課税」を提案。これを受けて週明け18日からは安全資産としての金需要が高まり22日には1615ドル付近まで上昇した。
しかし、24日にはキプロスとIMF/欧州委員会/ECBとの間で救済策について合意がなされたことで、金相場は反動の下落。1600ドル付近で月の取引を終了した。
月内レンジは1565-1615ドルとなっている。

海外プラチナ相場

1580ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、月初、南アフリカのプラチナ供給不安や、堅調な米国雇用統計を受けて上伸。
12日には1610ドルまで値を伸ばした。しかし、1600ドル台では売り戻しが強く、13日からは下落基調に。キプロスの救済条件について、欧州委員会とキプロスの交渉が難航すると、リスク回避の売りによってさらに下落。19日には1550ドルまで値を崩した。
その後、安値拾いの買いや、BRICs首脳会合にてロシアと南アの間で白金族供給調整を行うOPECのような組織を創設することが検討されているとの報道からやや値を回復し、1570ドル付近で月の取引を終了した。
月内レンジは1550-1610ドルとなっている。

為替相場

92.60円付近でスタートしたドル円相場は、堅調な米国株式市場や市場予想を上回る良好な米国雇用統計を受けて上伸。
8日には96.00円付近まで円安が進行した。11日から15日にかけては横ばいの取引であったものの、キプロス支援についての先行き不透明感から18日には94円付近まで円が買い進まれた。
その後、黒田日銀新総裁の就任記者会見の場で、金融政策の内容について踏み込んだ発言があるのでは、との期待感から再び96.00円付近まで上伸する場面もあったが、勢いは続かず下落。
24日にはキプロスの救済条件が合意がされたものの、銀行の預金者に負担を強いる支援条件が今後ひな型とされる、といった趣旨のオランダ財務相の発言を受けてリスク回避姿勢が強まり、月末にかけて円高が進行。94円前半で月の取引を終了した。
月内取引レンジは92.60円~96.00円

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