2013年5月のマーケット概況

2013年5月のマーケット概況

海外金相場

1480ドル付近でスタートした金相場は先月に引き続き弱基調。月初にはFOMCにて米国の量的金融緩和の継続が決定したことや、ECBの利下げの報を受け1490ドルを試す展開になったものの、世界的な株高傾向を受け、金ETFや金先物市場から資金が流出。上値の重い展開となり、10日には1440ドルを割りこんだ。
その後も好調な米国経済指標から、米金融緩和策の早期終了観測が台頭しドル高が進行。金相場の下落にも拍車がかかり、20日には1340ドル付近まで下落した。
しかし、この価格帯ではアジア勢の現物需要が非常に旺盛となり反発。月末にかけては上下しつつも、1390ドル付近まで値を戻して月の取引を終了した。
月内レンジは1340-1480ドルとなっている。

海外プラチナ相場

1500ドル付近でスタートしたプラチナ相場は月初、投機筋の売りにより1470ドルまで下落するもその後反発。米国金融緩和終了観測による売りと、景気回復期待による買いが拮抗し、月半ばにかけて1470-1520ドルのレンジで上下した。
月半ばには再び投機筋の売りから20日には1430ドル付近まで下落するも、この水準では安値拾いの買いが強く反発。月末にかけては1460ドル絡みで推移、30日には米国株式市場の上昇を好感し1480ドルまで買われる場面もあったものの、再び1460ドルに値を戻し、月の取引を終了した。
月内レンジは1430-1520ドルとなっている。

為替相場

97.40円付近でスタートしたドル円相場は3日、米雇用統計が市場予想を上回る良好な内容だったことを受け、99円台まで円安が進行。また、9日には米新規失業保険申請件数が事前予想を下回る良い内容だったことを受け、米国経済の先行きに期待が高まりさらに円安が進行。13日には102円台まで上昇した。
月半ばにかけても円安の勢いは継続。22日にはバーナンキFRB議長が雇用情勢の回復状況次第では今後のFOMCにて資産買い入れペースを減速させる可能性がある、との発言をしたことでドル円は103.50円付近まで上昇した。
しかしながら、月後半にかけてはこれまで堅調に推移してきた日経平均株価が急落。リスク回避姿勢が強まりドル円は下落。月末31日には100.50円付近まで円高が進行し、月の取引を終了した。
月内レンジは97.40-103.50円となっている。

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