2013年6月のマーケット概況

2013年6月のマーケット概況

海外金相場

1,390ドル付近でスタートした金相場は先月に引き続き弱基調で推移。月初は1,400ドルを挟んで小幅なレンジ内での取引がなされていたが、7日に発表された米雇用統計にて、非農業部門就業者数が市場予想を上回る値が示されたことで米国金融緩和の早期終了観測が台頭、金相場は1,380ドル付近まで値を下げた。
月中にかけては再びこう着状態に。FOMCまで様子見の動きが強く、1,380ドル前後で静かに推移した。注目を集めた19日のFOMCでは特別な政策変更は発表されなかったものの、状況次第では年内に量的緩和縮小を開始し、2014年中には終了させる可能性があるについて確認されたことで金相場は大きく下落。20日には1,300ドルを割りこんだ。
月末にかけても下落の勢いが継続。軟調な中国株とともに金相場は下落し、28日には1,200ドルを割りこむ水準まで値を下げたが、1,230ドルまで値を戻して月の取引を終了した。
月内レンジは1,180-1,420ドル。

海外プラチナ相場

1,460ドル付近でスタートしたプラチナ相場は月初、南アフリカのプラチナ鉱山にて発生した労働組合問題を材料に上昇。7日には1,530ドルまで上昇するものの、同日発表された米雇用統計の結果を受け反落。再び1,500ドルを割り込むと、月中にかけてじりじりと下落。17日には1,450ドルを割る水準まで値を下げた。
また、19日のFOMC声明では米国金融緩和の早期終了について言及があったことで、プラチナ相場は金相場とともに下落。翌20日には1,400ドルを割った。
月末にかけても軟調な展開。中国株の下落を受けた金相場の下落とともに、プラチナ相場も値を下げ、月の最安値となる1,300ドルにタッチした後、1,340ドル付近まで戻して月の取引を終了した。
月内レンジは1,300-1,540ドル。

為替相場

100.50円付近でスタートしたドル円相場は、月初米雇用統計の発表を前にポジション調整のドル売りから6日には96円前半まで円高が進行したものの、7日の米雇用統計の結果を受け、ドル円相場は98円まで回復した。
しかし、11日には日銀金融政策決定会合の結果、金融政策の現状維持が決定。追加的な緩和策を期待していた市場にとっては期待が外れた格好となりドル円相場は下落。日経平均の下落とも相まって13日には94.00円を割り込むまで円高が進んだ。
月の前半で大幅に円高が進行したものの、後半にかけては値を戻す展開。19日のFOMCでは特別な政策変更は発表されなかったものの、状況次第では年内に量的緩和縮小を開始し、2014年中には終了させる可能性があるについて確認されたことでドル円相場は上昇。98円台を回復すると、月の終わりにかけても徐々に円安が進み、99円前半で月の取引を終了した。
月内レンジは93.80-100.70円となっている。

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