2013年8月のマーケット概況

2013年8月のマーケット概況

海外金相場

1,320ドル付近でスタートした金相場は、米国の各種経済指標が市場予想より良好な内容だったことで、金融緩和の早期終了観測が台頭。7日には1,270ドル台まで下落した。しかし、8日に発表された中国の貿易統計では輸出入量に改善がみられたことを好感し、金相場は上昇。12日には1,340ドルに回復した。
また、15日には緊迫するエジプト情勢を受け、安全資産としての金買いが優勢になり、1,370ドル付近まで上昇。19-22日にかけては1,360-1,380ドルのレンジ内でもみ合ったものの、23日に発表された米住宅着工件数が市場予想を下回る内容だったことを受け、米国の金融緩和縮小観測が後退。金相場は1,400ドルの大台に乗せた。
27日には緊迫するシリア情勢を眺めてさらに金は上昇。翌28日には1,430ドルまで上昇する場面があったものの、月末にかけては利益確定売りによりやや下落。1,395ドル付近で月の取引を終了した。
月内レンジは1,270-1,430ドル。

海外プラチナ相場

1,435ドル付近でスタートしたプラチナ相場は月初、米国の各種経済統計の発表を受け上下動するものの、7日までは1,420-1,460ドルのレンジ内で取引されたが、8日には中国の貿易統計の輸出入量に改善がみられたことを受け、プラチナ相場は上昇。1,490ドル付近まで値を伸ばした。
その後は1,500ドル前後でもみ合っていたが、15日には緊迫するエジプト情勢を受け、金相場とともに上昇し1,530ドルまで買い進まれた。
16-21日にかけては1,500-1,530ドルのレンジ内で推移したが、22日には中国の経済指標が市場予想を上回る良好な値であったことを受け1,540ドル付近まで上昇。27日には月の最高値となる1,548ドルを付けた後、月末にかけて利益確定売りに押され、1,515ドルまで下落して月の取引を終了した。
月内レンジは1,420-1,550ドル。

海外銀相場

銀相場は月を通して上昇。20ドル付近でスタートした銀相場は8日の中国貿易統計で、輸出入量が増加したことを受けて上昇。以降も騰勢を強め12日には21ドルを突破。15日には緊迫するエジプト情勢を受けて、安全資産として買われた金とつれ高となり、銀は一気に23ドルまで上昇した。
16-22日にかけては23ドルを挟んでもみ合ったものの、23日に発表された米住宅着工件数が市場予想を下回る内容だったことを受け、米国の金融緩和縮小観測が後退。銀相場は24ドルをつけた。
28日には緊迫したシリア情勢を受けて安全資産として買われた金につられて25ドルまで上伸する場面があったものの、月末にかけては利益確定売りに押され、23ドル前半で月の取引を終了した。
取引レンジは19.30-25.00ドル。

為替相場

月初97.80円付近でスタートしたドル円相場は1日、好調な日経平均株価を受けて上昇。99.95円まで円安が進行したものの、2日には米国雇用統計が市場予想を下回る悪い内容だったことを受け99円まで下落。週明け5日からも日経平均の下落を眺めてドル円も下落。8日には月の最安値となる95.80円付近まで円高が進んだ。13日の安部首相の法人税引き下げ示唆後、好調な米国経済指標もあり15日には98円半ばまで上昇した。21日に公表されたFOMC議事録で米国金融緩和縮小観測が強まり更に99.15まで上伸。26日よりシリア情勢の緊迫化を受け円が買われる展開となり、ドル円は97円付近まで下落した。その後、米国第2四半期のGDP改定値が上方修正され、ドル円は98円半ばまで値を戻したがその後は大きな動意はなく98.10円付近で月の取引を終了した。
月内レンジは95.80-99.95円となっている。

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