2013年9月のマーケット概況

2013年9月のマーケット概況

海外金相場

1,395ドル付近でスタートした金相場は、シリア情勢緊張により3日に当月最高値となる1,415ドル付近まで上昇したもののその後、米国政府が軍事介入について態度を軟化させ、更にシリアが科学兵器を国連管理下に置くと表明したことで有事リスクが後退し、6日には1,360ドル台まで下落した。
月中にかけては米国経済回復の見通しから金融緩和縮小時期が早まるとの思惑から更に相場は下落し、FOMC声明発表直前の18日には、当月最安値となる1,290ドル台をつけた。
FOMC声明では事前予想に反し金融緩和継続が発表されると1,370ドル台まで急反発したものの、その後の利益確定とFOMC内での金融緩和継続の足並が揃っていないこと等から23日には1,320ドル近辺まで値を下げ同水準のまま月末まで推移し、月の取引を終了した。
月内レンジは1,290-1,415ドル。

海外プラチナ相場

1,515ドル付近でスタートしたプラチナ相場はシリア情勢緊迫化から上昇した金につられ、3日には当月最高値となる1,540ドル付近まで上昇したが、その後シリア情勢が沈静化し一時的な上昇に終わった。
月中にかけて米国経済化改善の見通しから金融緩和縮小観測が台頭するにつられ下落し、FOMC声明発表直前の18日には当月最安値となる1,420ドル割れまで値を下げた。しかし、市場予想に反し同声明で金融緩和継続が発表されるサプライズがあり1,480ドル付近まで上昇したが、月末にかけ利益確定売りの影響で下落基調となり1,400ドル近辺で月の取引を終了した。
月内レンジは1,400-1,540ドル。

海外銀相場

23.5ドル近辺でスタートした銀相場は、3日にはシリア情勢の緊迫化により上昇した金相場につられる形で24ドル越まで上昇した。その後、シリア情勢は外交的解決に向け動き出したことで沈静化。月半ばまでの米国経済指標が概ね良好であったことから、18日のFOMC後に予定される声明で金融緩和縮小が発表されるのではとの思惑から18日には21ドル前半まで下落した。18日引け後の同声明で市場予想に反し金融緩和継続が発表されるサプライズがあり一気に23ドル前半まで上昇したが持続せず、利益確定売りにより21ドル後半まで下落しそのまま月の取引を終了した。
月内レンジは21.40-24.20ドル。

為替相場

月初98.1円付近でスタートしたドル円相場は、米国政府がシリアへの軍事介入について態度を軟化させたことで有事リスクが後退、更には米国経済回復の見通しから金融緩和縮小時期が早まるとの思惑からドルが堅調に推移し、5日には100.20円までドルが上昇。しかし6日の米国時間に発表された雇用統計が弱気の結果となったことからドル売りが強まり99.10円付近で第1週を終えた。
シリア情勢に関し10日の海外時間にシリアが科学兵器を国連管理下に置くと表明するとリスク選好の展開となり11日は100.60円付近までドルは上昇したが、その後の米国経済指標が市場予想を下回ったことを受け徐々にドルは値を切り下げ第2週は99円台前半で取引を終えた。 第2週末に金融緩和継続に前向きでないとされる次期FRB議長有力候補サマーズ氏が指名を辞退したことで17日には98円台後半までドルは売られ、更には18日海外時間のFOMC声明で金融緩和継続が発表されると97.80円付近までドルは下落した。その後は、FOMC内での金融緩和継続の足並が揃っていないこと等を材料にドルは反発し第3週を99円台半ばで終えた。
第4週前半は材料難の中、98円台半ばから99円台前半でもみ合ったが、27日に米国財政問題が材料視され30日には97.80円付近までドルは下落し月を終了した。
月内レンジは97.80-100.60ドル。

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