2013年12月のマーケット概況

2013年12月のマーケット概況

海外金相場

1,250ドル付近でスタートした金相場は、2日に発表された11月米国製造業景況指数が2年7カ月ぶりの高水準となったことをはじめ、概ね米国経済指標が良好な結果となったことから金融緩和早期縮小観測が台頭し4日には1,220ドル付近まで下落した。その後はポジション調整とみられる買い戻しの動きから10日に当月最高となる1,260ドル台まで上昇した後、17日から18日に開催される米国連邦公開市場委員会を前に様子見からもみ合う展開となった。18日に発表された同委員会の声明で低金利政策は継続するものの翌月より毎月の資産購入規模を毎月850億ドルから100億ドル縮小し、750億ドルとすることが表明されると19日には節目となる1,200ドルを割り込み1,190ドルを下回る水準まで大きく下落した。その後、年末にかけては薄商いの中、買い戻し優勢の展開となり1,200ドル近辺で月の取引を終了した。
月内レンジは1,190-1,265ドル。

海外プラチナ相場

1,370ドル付近でスタートしたプラチナ相場は、金融緩和早期縮小観測から下落した後、ポジション調子と見られる買い戻しから10日に1,390ドル台まで上昇した。しかし、その後、南アフリカ鉱山会社の供給サイドのリスクが後退し、19日に米国連邦公開市場委員会で量的緩和縮小が決定されると1,310ドル台まで急落した。年末にかけては薄商いとなる中、急落の反動による買い戻しと安値拾いにより相場は切り返し、1,370ドル台で月の取引を終了した。
月内レンジは1,315-1,390ドル。

海外銀相場

20ドル近辺でスタートした銀相場は、米国経済指標が良好な結果となったことから金融緩和早期縮小観測が強まり19.0ドル付近まで大幅に下落した後、ポジション調整による買い戻しが優勢となり、11月米国雇用統計の良好な結果からもみ合う場面もあったものの11日には20.4ドル近辺まで大きく上伸した。その後の米国経済指標が良好な結果となると改めて金融緩和早期縮小観測が強まり13日には19.4ドル近辺まで大幅に下落、米国連邦公開市場委員会で量的緩和縮小が決定されると更に値を下げ19日には19.0ドル付近まで下落した。月末にかけては、薄商いの中ポジション調整の動きからから20ドルを越える水準まで買い戻される場面もあったが19.5ドル付近で月の取引を終了した。
月内レンジは19.0-20.4ドル。

為替相場

月初102円台半ばでスタートしたドル円相場は、日銀総裁の物価目標達成まで金融緩和を継続するとのコメントを受け3日には103.40付近まで上昇した。その後、利益確定の売りから101円台まで下落したものの6日に発表された米国雇用統計の強い結果を受け102円台後半まで切り返した。その後も米国財政問題が暫定合意に達し、その後の米国経済指標も概ね良好な結果となったことから13日には103.90円付近まで上伸した。その後は米国連邦公開市場委員会を前にもみ合う場面があったものの、同委員会で量的緩和縮小が決定されると年初来高値を更新し、更に20日の米国第3四半期GDP確定値上方修正を受け104.60円付近まで上昇した。年末にかけ株式市場が堅調に推移するともう一段上げ幅を拡大し、105.40円付近で月の取引を終了した。
月内のレンジは102.50-105.40。

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