プラチナ相場のキーポイント

プラチナはどんな貴金属

プラチナ価格変動図

約5,000トンしか産出されていない、希少価値の高い金属

金には、通貨として、あるいは通貨の裏付けとして用いられて来た2000年の長い歴史があります。それに比べプラチナは金属として認知されてから250年ほどの歴史しかなく、その採掘量は有史以来の産出量は約5,000トン。これは一辺が6メートルの立方体に等しい量にすぎません。金は160,000トン。少ないとはいえオリンピックプールの約3杯分ですから、プラチナがいかに少ないかがお分かりいただけるでしょう。
そして年間供給量も、金は約4,000トンで、鉱山生産量が約2,500トン、プラチナは約230トンで、そのうち鉱山生産量は約200トン。まさに貴重で希少な金属なのです。

自動車触媒をはじめ、工業用需要が高い

独特の美しい輝きを放つプラチナは、女性たちの心を魅了する宝飾品として高い人気を持っています。でも宝飾用に使われるのは約2~3割しかありません。
じつは産業・工業用の需要が高く、その用途は医療、コンピューター、バイオ、化学など幅広い分野で使用され、なかでも自動車の排ガス浄化触媒としてガソリン車、ディーゼル車に約5割が使われています。また環境負荷の少ない燃料電池にも使われ、21世紀の地球環境を守るための大切な金属として注目を集めているのです。

プラチナ価格の動きは?

プラチナは、工業用素材の顔と宝飾品としての顔をもつ実物資産です。しかも市場は約200トンと規模が小さく、基本的には世界の景気動向と、自動車産業の動向を価格に反映するのが特長です。しかも供給国が南アフリカとロシアの2カ国に集中しているため、供給不安などの要因で、金に比べて値動きは激しく変動する場合があります。更には、2010年1月8日に米国で初めて「プラチナETF(上場投資信託)」がニューヨーク証券取引所に上場されたことも、今後のプラチナ需要の増加を連想させ、価格上昇要因となり得ます。そこに実物資産としての価値と同時に、投資としての魅力があると言えましょう。

プラチナ積立の魅力

産出量も少なく希少でありながら、しかも自動車や医療や先端産業での需要をもっているプラチナ。金とプラチナはある意味でどちらも実物資産でありながら、金は長期の投資であり、プラチナは投機としての魅力を持つものだということができるでしょう。とくにプラチナは、大きく価格が変動することがあります。2000年のはじめにはロシアの輸出停止で価格が高騰しました。環境問題でも価格が変動します。毎月一定額を積み立てるプラチナ積立なら、価格が上がれば資産価値が上がる。価格が下がれば積立量が増える。こうして将来には大きく夢が膨らむ。これがプラチナ積立の魅力です。

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