2015年7月のマーケット概況

2015年7月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,170ドル付近でのスタート。月初、市場はギリシャ情勢を見守る向きが強く1,160ドル台での推移となったが、ギリシャ問題を背景としたユーロ安・ドル高が進行すると共に、中国株の急落で金需要が減退し、金相場は一時1,150ドルを割り込む展開となった。その後、ギリシャへの金融支援協議が再開され金相場は軟調に推移すると、米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の議会証言による米国の早期利上げ観測も加わり、金相場は値を切り下げる展開となった。17日には1,130ドル付近まで下げると、中国人民銀行が公表した金保有残高が市場予想を大幅に下回ったことや、20日には日本が祝日でアジア時間における市場の流動性が低下していたこともあり、投機筋による大口の売りによって金相場は急落し、アジア時間で一時2010年3月以来となる1,080ドル付近まで下落した。その後1,100ドル付近まで反発したが、24日には再び1,080ドルを割り込むまで下落した。その後、金は1,080ドルから1,100ドルのレンジで推移し、1,095ドル付近で7月の取引を終えた。月内レンジは1,080-1,175ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は1,080ドル付近でのスタート。6日にはギリシャ情勢への懸念から1,050ドルを割り込むまで下落すると、8日には中国株の急落によるリスクオフムードから2009年以来の1,015ドル付近まで下落した。その後買い戻しが入り1,040ドル付近まで値を戻したが、米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の議会証言による米国の早期利上げ観測を受けて1,005ドル付近まで下落すると、17日には1,000ドルを割り込むまで下落した。また、20日にはアジア時間での金相場の急落につられ一時950ドルを割り込んだが、その後は上昇に転じた。しかし、プラチナ相場は上値が重く980ドルを挟んだ取引となり、990ドル付近で7月の取引を終了した。月内レンジは950-1,090ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は15.60ドル付近でのスタート。8日には中国株の急落によるリスクオフムードから14.80ドル付近まで下落した。その後、買い戻しが入り15ドル台前半での推移となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の議会証言による米国の利上げ観測を受けて、16日には再び15.00ドルを割り込むと、20日以降は金相場の急落につられ、24日には14.50ドルまで下落した。その後は金相場が下げ止まったことから14.60ドル付近まで反発するも上値は重く、14.70ドル付近で7月の取引を終了した。月内レンジは14.40-15.80ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は122.50円付近でのスタート。翌2日は前日の良好な米経済指標を背景に123.70円付近まで円安が進んだ。しかし、その後中国株の急落を受けてリスク回避の円買いが強まり、8日には120.50円付近まで円高が進んだ。その後は、ギリシャ支援の協議再開により、資金の逃避先としての円買いが後退したことや、中国の株安が一服したことから円安ドル高基調となり、17日には124.20円付近まで上昇した。その後は124円を挟む展開で方向感に乏しい展開となり、そのまま124円ちょうど付近で7月の取引を終了した。月内レンジは120.50-124.45円。