FRB

Federal Reserve Bank(米国の連邦準備銀行)を指す場合もありますが、とくに断りがない限り一般的には、Federal Reserve Board(米国の連邦準備制度理事会)を指します。頭文字を取ってFRB(エフ・アール・ビー)と呼び習わされています。
FRBすなわち米国の連邦準備制度理事会は、米国大統領が任命する理事7名で構成されています。その位置づけを一言で表現すれば、「米国の連邦準備銀行(中央銀行)の業務を統括する最高意思決定機関」ということになります。
近年我が国のマスメディアにも頻繁に登場するようになったFRB議長とは、すなわち理事会のリーダーであると同時に、米国の中央銀行総裁に相当する役職でもあります。そのためにFRBの意思決定あるいはFRB議長の公式発言は重要な意味を持ち、米国のみならず世界各国の政府関係者、金融市場関係者、さらにマスメディアがつねにウォッチするところとなっています。

現在のFRB議長は、2014年2月に就任したジャネット・イエレン氏(第15代)。ビル・クリントン政権の大統領経済諮問委員会委員長(在任:1997年 - 1999年)、サンフランシスコ連邦準備銀行総裁(在任:2004年 - 2010年)、連邦準備制度理事会の副議長(在任:2010年 - 2014年)を歴任したFRB史上初の女性議長です。前任のバーナンキ議長の下で、副議長として量的緩和を推進してきた、インフレに対して比較的穏やかなスタンスで雇用情勢などをより重視する「ハト派」と言われており、基本的にはバーナンキ議長の方針を引き継ぐと見られています。