資産4分割法

我が国には、もともと「資産三分割法」という考え方がありました。資産は、預貯金、有価証券、不動産の三つに分割して運用、あるいは保全するのが好ましいとされてきました。
ところが最近になって、この三つの資産に金を加えた「資産四分割法」が注目されるようになりました。資産を預貯金、有価証券、不動産、金に分散して運用、あるいは保全するのが安全という考え方です。その背景には、「長引く景気低迷」、「社会不安の増大」、「資産の国際化」という三つの流れがあるように思われます。バブル経済の発生と崩壊をすでに経験した国だからこそ、長い目で見て価値を失わない資産、国際的に通用する資産が求められているのかも知れません。
では、どれくらいの割合で金を持てば良いのでしょうか。その割合は、社会情勢や個人の資産状況によって異なりますし、明確な基準があるわけでもありませんが、欧米では一般的に金融資産の15%程度が妥当であろうと言われています。