金準備

IMF(国際通貨基金)体制下において、加盟国の政府・中央銀行は、輸入代金・対外債務返済等の支払い、国際通貨不均衡の是正、あるいは為替相場介入などのために、一定比率以上の外貨等の資産を保有する義務を有しています。これらの資産のことを通常、準備資産あるいは外貨準備と呼びます。
準備資産に含まれる資産項目にはさまざまありますが、主要なものに「外貨や外債などの流動的資産」「貨幣用の金」「SDR(特別引出権)」などがあります。つまり金準備とは、各国政府・中央銀行等の公的機関における準備資産として位置づけられているのです。

  • 世界の公的金保有トップ20 (2016年12月現在)
順位 国名・機関名 重量(t) 外貨準備資産に占める金準備比率(%)※1
米国 8,133.5 75.4%
ドイツ 3,377.9 69.6%
IMF 2,814 不明
イタリア 2,451.8 68.5%
フランス 2,435.8 64.0%
中国 1,842.6 2.4%
ロシア 1,615.2 16.8%
スイス 1,040 6%
日本 765.2 2.5%
10 オランダ 612.5 64.9%
11 インド 557.8 6.1%
12 ECB 504.8 不明
13 台湾 423.6 3%
14 ポルトガル 382.5 56%
15 トルコ 377.1 13%
16 サウジアラビア 322.9 2%
17 イギリス 310.3 8%
18 レバノン 286.8 20%
19 スペイン 281.6 16%
20 オーストリア 280.0 44%
  • ※1 算出には直近の市場価格を用いた。
  • ※2 公的保有には、民間・個人による金保有量は含まれていない。
  • ※データ出典:ワールド ゴールド カウンシル