豊島逸夫の手帖

Page1552 原油価格はどうなる

2014年1月16日

週刊ダイヤモンド新年号に私は原油見通しを書きました。
「原油の国際指標の北海ブレントは、この3年間、ほぼ100ドル以上で推移してきた。しかし、14年は100ドルを割り込む水準に収斂しそう。WTI(ウエスト・テキサス・インターメディエート)も90ドル前後への下落が見込まれる。
その理由は米国とOPEC(石油輸出国機構)の増産共振現象にある。IEA(国際エネルギー機関)の予測では、14年に米国がロシアを抜きサウジアラビアに次ぐ世界第二位の原油生産国になる。
100ドル以上の高価格が続いたことでOPEC諸国に増産の誘因が高まり、サウジアラビアも日量3000万バレルのOPEC生産目標を無視し増産する動き を見せている。米国がシーア派のイランと核開発問題で暫定合意したことも、スンニ派のサウジアラビアの神経を逆なでした。イランとイラクも原油生産再開に 動き、サウジアラビアとの生産・価格競争も辞さずの構えだ。


需要サイドも低調だ。中国経済が中成長路線に転換し、米国では代替エネルギーとしてのシェールガス使用が拡大している。シリア・リビア関連の地政学的リスクも陳腐化すると、原油価格には下落バイアスがかかりやすい。」


その後、原油価格は軟調に推移。ブレントは107ドル、WTIは94ドルをつけています。
今朝の日経朝刊にも「原油価格下落基調、中東の供給回復観測で」という記事が載っています。
「ドイツ銀行が14日に発表したレポートで、世界で供給過剰感が強まると予測。現在は106-107ドル前後の国際指標のブレント原油は今年の平均価格が1バレル97.50ドルになるとし、従来予想から約9ドル引き下げた。」と報じられています。
私が「100ドル以下の水準に収斂」と書いた時点では、106ドル前後を予測していたわけで、結局こちらの見方に近づいてきましたね。


ところで、ツイッターに、フォロアーがめざとく見つけた「日刊ゲンダイ」にでた記事を載せてきました。私も気が付かなかったけど、インタビュー受け たことは事実。私のコメントも、「投資アナリスト」なる人のコメントも全部私のコメントです。要は、独り芝居やらされたわけね(笑)。タブロイド紙です が、内容はきっちり書いてくれました。↓
http://gendai.net/articles/view/news/147206


最近は、ツイッターのほうは、食い物の話が中心(笑)。
ブログに北近江の鴨鍋の話を書いたら、湖西の小松に鮎の美味しい店があるよ、との書き込み。さっそく、ググッてしまったよ。
かと、思えば、越後湯沢のフォロアーから、一度美味しいお肉を食べさせたいから、スキーのあと、時間取れれば来い、というお誘いとかね。こっちは、こちらの最大の弱点であるスキーと食い物で身をほろぼす(笑)ところをキッチリ突かれた~「よばれてきます」
私のスキーは半日スキーだからね。社会人のスキーは時間との戦い。あとの半日は仕事。スキー場にもPC持ち込み、ガーラの大広間でカシャカシャやりなが ら、スキーやってる。帰りの新幹線は爆睡。東京駅に着いても熟睡中で、清掃のおばさまに「お客さん、車庫に入っちゃうよ」などと揺り起こされる有様。帰京 後、欧米時間に入ってから、アドレナリンが出て、マーケットをフォロー。
皆に、疲れるでしょうと言われるけど、このほうが体内の循環が良くて体調は冬が一番良いのです。要は、メリハリがあるのだね。


それから、セミナーのお知らせ。
東証セミナー(野村証券名古屋支店にて。1月28日)


http://www.nomura.co.jp/branch/branch/nagoya_e.html
をスクロールダウンするとあります。
12月に野村証券京都支店で講演したときも、ブログ読者たちも来ていて、セミナー終了後、1時間くらいQ&Aで盛り上がりました。
乞ご期待。


それから、独立系の保険専門家、後田(うしろだ)亨さんがやっている一般社団法人バトン(横浜サカエ塾)で、2月15日にセミナーに出ます。場所は中華街の近く(らしい)。
この法人の代表者である後田さんは、日経電子版マネー面の保険コラムが大好評で、「生命保険の嘘―安心料はまやかしだ」という新著があります。飄々と語る のだけど、発言は、容赦なく保険業界の実態をつく。自分の保険業界での体験を語るから、説得力ある。そんなわけで、意気投合しています。司会は、元日経マ ネー編集長で、現日経おとなのOFF編集長の安原ゆかりさん。編集長という激職にありながら、フルマラソンから家事・子育てまでやり遂げてしまうスーパー ママ。
http://www.yokohama-baton.com/

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